2023.2.28 更新
分類 |
キンポウゲ科 キンポウゲ属 | 植生環境 |
山地 |
開花時期 |
7-9月 | 湿った林縁 | |
地域 |
全国 | 特記 |
- |
特徴 |
ケキツネノボタンに比べると茎が細くて全体に貧弱な感じです。 丈は30-50cm、茎は有毛のものと無毛に近いものがある(※)。 葉は1回3出複葉で下部ではさらに3中裂し、小葉の先端は鈍頭。根生葉もほぼ同様で幅5-10cm、小葉柄は少し短く、柄は長い。 花は径1cm、萼は有毛、集合果はほぼ球形で1cm。 キツネノボタンは本種の毛の少ない型。 |
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付記 |
※ キツネノボタンとヤマキツネノボタンは同じものであるという見解を採った。和種名は従来の基準種である「ヤマキツネノボタン」としましたが、日本の野生植物2 では「キツネノボタン」の名を採用している。 | ||
異論 |
従来の通説は茎の毛の有無で両者を分けます。 その場合、無毛に近いキツネノボタンはvar. glaber、有毛のヤマキツネノボタンはvar. silerifolius。 |
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備考 |
エングラー : キンポウゲ科 |
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類似種 |
ツルキツネノボタン : 茎は長く匍う。 ケキツネノボタン : 茎は太く、開出した毛が目立つ。 |
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撮影 |
2014.6 青森県白神山地 他 |