タイツリオウギ

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マメ科 Fabaceae
マメ科 Legminosae
リシリオウギシロウマオウギと比べて丈が大きい植物。
丈が40-70cm、奇数羽状複葉で小葉は17-21枚の長卵形で両面に微毛があり、1-2cm。托葉は狭卵形で先が尖り5-10mm。
花は葉腋から伸びた4-8cmの柄の先に5-10個付け、淡黄色で2cm。萼は裂片が芒状に尖り黒褐色の短毛が見られますがシロウマオウギよりは少ない。果実は柄が萼から飛び出すほどに長く、縫合線は凹まない
良く似たリシリオウギは小葉の数が少なく、萼の毛も少なく、萼裂片は目立たず、果実の柄が少し短い。シロウマオウギは花色が白で萼に黒褐色の毛が密生、果実に柄はなく、縫合線が凹みます。

 キバナオウギを含む

 

2016.1.9 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 実2
  • 葉2

タイツリオウギ-全体

リシリオウギシロウマオウギと比べて、丈が大きく、茎がしっかり立って60cmくらい
になるのも特徴。花期も長く、夏の終わりまで咲きます。(2010.8 山梨県北岳)

タイツリオウギ-全体2

(2015.8 山梨県北岳)


タイツリオウギ-全体3

果時の様子。
(2015.8 山梨県北岳)

タイツリオウギ-花

花色はクリーム色。萼の縁は黒く見えます。
(2015.8 山梨県北岳)

タイツリオウギ-萼

花柄や萼に褐色の毛があります。萼は裂片が小さな三角状で先が芒状に尖り、
花が終わりに近づくと赤くなるようです。(2015.8 山梨県北岳)

タイツリオウギ-実

実の柄は長くて、枯れた萼の外側からはっきり見えます。
(2015.8 山梨県北岳)

タイツリオウギ-実2

若い実でも、柄ははっきり確認出来ます。
(2010.8 山梨県北岳)

タイツリオウギ-葉

小葉は6-11対。
(2010.8 山梨県北岳)

タイツリオウギ-葉2

葉の両面に軟毛が見られます。
(2015.8 山梨県北岳)

タイツリオウギ-茎

托葉は狭卵形・・・ですが、時間がたつと少し丸まって細く見えるようです。
(2015.8 山梨県北岳)