シナノナデシコ

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ナデシコ科 Caryophyllaceae
丈は20-45cm、茎の断面は四角形で多数立ちあがり、節が膨れます。葉は3-6cmの線状倒披針形で基部は細まって短柄となり茎を抱き、赤味を帯びます。
花は茎頂に集散状に付き、径2cm、花弁は広倒卵状で先はあまり裂けず全体に5角形、萼は1.5-2cm、苞は2対で線形、長く伸びます。
花期にも根生葉が残るものは、ミヤマナデシコ (f. alpinus) と呼ばれ、高山帯で見られます。

 

2016.12.11 更新
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シナノナデシコ-全体

株立ちになつた立派な株。河原にあり、根生葉はおろか、
下部の葉は残っていなかった。(2011.8 長野県白馬村)

シナノナデシコ-全体2

根生する葉らしきものが見られた小さな株。
(2014.9 長野県長谷村)

シナノナデシコ-全体3

(2011.8 長野県白馬村)


シナノナデシコ-全体4

川原にカワラヨモギカワラハハコと一緒に群生していました。この上流の高山には、
高山型のミヤマナデシコの自生地がありましたが・・・(2007.9 長野県白馬村)

シナノナデシコ-花

雄性期。
(2007.9 長野県白馬村)

シナノナデシコ-花2

雌性期。
(2007.9 上高地)

シナノナデシコ-花3

苞は線形で2対。
(2007.8 長野県上高地)

シナノナデシコ-葉

(2007.9 長野県白馬村)


シナノナデシコ-葉2

葉に3脈が見られ、節は膨らみます。
(2011.8 長野県白馬村)