イヌホオズキ Solanum nigrum


イヌホオズキ

分類
ナス科 ナス属
植生環境
開花時期
8-10月 道ばた 荒れ地
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は20-60cm、茎は紫色を帯びることが多く、無毛か多少見られる程度。葉は3-10cmの広卵形で翼のある柄に続きます。先はやや鈍頭か短く尖り、ふつう波状の鋸歯があり、縁毛を除き両面は無毛。
花は茎の途中から花軸が出て散形状に付き、花径8-12mm、白色。果実は球形で6-7mm、黒く熟します。
備考
エングラー : ナス科
類似種
オオイヌホオズキ : 葉裏に毛が多い。
アメリカイヌホオズキ : 葉裏に毛が多く、且つ花が小さくて少ない。
テリミノイヌホオズキ : 葉に毛が少なく、且つ花が小さくて多数。
撮影地
2020.7 千葉県富津市

イヌホオズキ

丈は50-60cm止まりとあまり大きくならない。 (2020.7 千葉県富津市)

イヌホオズキ

花は普通4-8個付きます。花冠は白色で径8-12mm、裂片は反り返る。萼裂片は尖らず、幅が広い。オオイヌホオズキやアメリカイヌホオズキは裂片は楕円形。 (2020.7 千葉県富津市)

イヌホオズキ

葉は広卵形で波形の鋸歯があります。ふつう、縁毛の他は毛がないとされるが、若干あるようにも見える。葉裏脈上に少し毛が見られましたがこちらも典型は無毛。 (2020.7 千葉県富津市)


イヌホオズキ

茎は無毛またはまばらに租毛がある。紫色を帯びることが多い。