オヤマリンドウ

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リンドウ科 Gentianaceae
亜高山帯のリンドウで、花がリンドウよりやや小さく先端があまり開きません。
丈は20-50cm、葉は3-6cmの広披針形~狭披針形、狭卵形で3脈があり、やや密に10-20対が対生します。
花は茎頂、希に最上部の葉腋に付き、1-7個程度、花冠は長さ2-3.5cm、裂片は平開しない
葉の幅が1cm以下のものはホソバオヤマリンドウとなります。なお、エゾオヤマリンドウは本種の下位分類ではなく、エゾリンドウの品種。

 

2015.8.21 更新
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  • 花2

オヤマリンドウ-全体

この花が咲くと、今年の山の花も終わりを告げます。
(2014.9 新潟県妙高山)

オヤマリンドウ-全体

丈は20-50cm。
(2008.8 長野県八方尾根)

オヤマリンドウ-全体2

稜線にあったもの。丈も15cmほど、葉が卵形とちょっと変わっていました。
周囲に見えるのはコバノコゴメグサ。(2010.8 長野県八ヶ岳)

オヤマリンドウ-花

花はやや小振りで、先端はこれ以上は開きません。
(2007.9 長野県栂池高原)

オヤマリンドウ-花2

萼裂片は短い。茎に4稜が見られます。
(2015.8 群馬県谷川連峰)

オヤマリンドウ-葉

葉は広披針形~狭卵形。3脈が見られます。
(2015.8 群馬県谷川連峰)