ミヤマタムラソウ Salvia lutescens var. crenata
(品種) シロバナミヤマタムラソウ


ミヤマタムラソウ

分類
シソ科 アキギリ属
植生環境
山地
開花時期
7-8月 草地
地域
中部以北
特記
 -
特徴
ナツノタムラソウの変種で、アキノタムラソウとよく似ていますが、花冠の上弁の外側に長い毛があり、雄しべ、雌しべが長く花冠から突き出しています。萼の先端が尖らずに丸いのも特徴です。
葉は1-2回羽状複葉、時に3出複葉、小葉や裂片の先はあまり尖らない。ふつう、茎に毛が多い。
白花はシロバナミヤマタムラソウと呼ばれます。
備考
エングラー : シソ科
類似種
アキノタムラソウ : 雄しべは花冠からほぼ飛び出さない。
ダンドトムラソウ : 茎の基部から長い走出枝を出す。
撮影地
2014.8 長野県白馬村  他

ミヤマタムラソウ

花色は薄く、ごく淡い青紫色。雄しべ2本は花冠から長く突き出します。花茎にも毛が見られます。 (2014.8 長野県白馬村)


ミヤマタムラソウ

花冠外側には長い開出毛が、 萼には腺毛が見られます。裂片の先端は丸い。茎には腺毛と短い屈毛がある。 (2015.7 群馬県尾瀬)


ミヤマタムラソウ

葉は3出複葉または1-2回羽状複葉。小葉はあまり尖らず丸みがあります。 (2010.7 群馬県尾瀬)


(品種) シロバナミヤマタムラソウ f. leucantha

シロバナミヤマタムラソウ

白花品。 (2010.7 群馬県赤城山)