コウシンソウ

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タヌキモ科 Lentibulariaceae
丈は3-8cm、葉は全て根生しロゼット状で7-15mmの楕円形で柄があり、両サイドの縁が表側に丸まり、腺毛から粘液を出して虫を捉えます。
花茎はふつう1つで2分することもあり、柄に腺毛が密生します。花は長さ10-15mm、上唇2裂、下唇3裂で、下唇中央裂片が大きく、中央に黄色い斑があります。

 

2015.6.11 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 全体4
  • 花2
  • 花3
  • 葉2
  • 葉3

コウシンソウ-全体

ムシトリスミレよりも全体に小型で花も小さい。
(2015.6 栃木県庚申山)

コウシンソウ-全体2

(2015.6 栃木県庚申山)


コウシンソウ-全体3

(2015.6 栃木県庚申山)


コウシンソウ-全体4

花柄の腺毛が確認できます。
(2015.6 栃木県庚申山)

コウシンソウ-花

花は長さ10-15mm、花冠背後に淡緑色の距があります。
(2015.6 栃木県庚申山)

コウシンソウ-花2
上唇2裂、下唇3裂ですが、見方によっては上唇4裂に見えます。
3裂した下唇の各裂片に毛が見られます。
花冠内側に覗いているのは先が拡がった柱頭。(2015.6 栃木県庚申山)

コウシンソウ-花3

萼は上唇3裂、下唇2裂。距はムシトリスミレに比して短く、ずんぐりしている。
花茎には腺毛が密生。(2015.6 栃木県庚申山)

コウシンソウ-葉

葉はロゼット状、楕円形で小さい。
(2015.6 栃木県庚申山)

コウシンソウ-葉2

葉の縁は表側に丸まっていて、葉面に腺点があって
粘液が玉のように見られました。(2015.6 栃木県庚申山)

コウシンソウ-葉3

葉には柄が見られます。縁のまくれ上がりのない部分が柄。
(2015.6 栃木県庚申山)