カンエンガヤツリ

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カヤツリグサ科 Cyperaceae
ふつう丈は0.8-1.2mと大きなカヤツリグサ。苞は4-5個で花序より長い。
茎の先から5-10本の枝を出し、更に散形状に枝を分けて2-4cmの花穂を1-5個付けます。小穂は開出して付き、長さ0.5-1cmと小さいが密に付き、鱗片は卵形で2mmと小さく、竜骨は突出し、僅かに外曲します。

 

2021.9.23 更新
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カンエンガヤツリ-全体

丈は私の目の高さでしたので、1.5mはあったと思います。10本ほどがまとまってありましたが、下半分はサデクサに埋まっていました。(2020.9 栃木県渡良瀬遊水地)

カンエンガヤツリ-全体2

70-80cm程度のもの。右の株の下に見えるのはホソミキンガヤツリ。他にヌマガヤツリショクヨウガヤツリが周囲に沢山あった。(2020.10 千葉県 旧・印旛村)

カンエンガヤツリ-全体3

(2020.10 千葉県 旧・印旛村)


カンエンガヤツリ-全体2

(2020.9 栃木県渡良瀬遊水地)


カンエンガヤツリ-全体5

(2021.9 千葉県 旧・印旛村)


カンエンガヤツリ-全体6

田んぼの畦にあったもの。この当たりの田んぼには本種やヌマガヤツリが当たり前のように見られた。さすがに小型で丈は30cm足らず。(2020.10 千葉県 旧・印旛村)

カンエンガヤツリ-花

花序は20cm近くあったように思う。長い苞が5-6本伸びていました。
(2020.9 栃木県渡良瀬遊水地)

カンエンガヤツリ-花2

(2020.10 千葉県 旧・印旛村)


カンエンガヤツリ-花3

小花序。
(2020.9 栃木県渡良瀬遊水地)

カンエンガヤツリ-花4

小花序の基部。
(2020.9 栃木県渡良瀬遊水地)

カンエンガヤツリ-花5

(2020.10 千葉県 旧・印旛村)


カンエンガヤツリ-花6

小穂はクグカヤツリチャガヤツリに似て見えますが、0.5-1cmと小さく、密に付く。
軸に対してほぼ直角に近い角度で付く。(2020.9 栃木県渡良瀬遊水地)

カンエンガヤツリ-花7

鱗片は卵形、竜骨は突出。花期なので、僅かに外曲・・・というより先端だけちょっと外を向く感じ。接写より少し離れて見たほうが感じる。 (2020.9 栃木県渡良瀬遊水地)

カンエンガヤツリ-葉

(2020.10 千葉県 旧・印旛村)


カンエンガヤツリ-茎

茎は太く、やや緩めの3稜があります。
(2020.9 栃木県渡良瀬遊水地)