2013年5月

 
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※ 日付はいずれも撮影日です。アップは不定期に行っています。
  5月11日以降
5.8 暴れシズカ  
ヒトリシズカ

昔はあんなに可愛かったのに・・・というのは、私の妻の話。もちろん恋愛結婚で、昔から美人ではなかったけれど、おとなしくてとっても素直で、可愛いなと思って結婚したのに、今じゃ家を取り仕切っていて、私が自営で家にいるものだから、毎日夕飯は作らされるは、買い物には行かされるはで、事実上の主。見た目も寄る年並みで、ちょっと残念!

このヒトリシズカもそう。花が咲くまでは数cmと小さくて可憐で、見落として踏まないように気をつけながら歩いていたのに、5月にもなれば、でっかくなって、昔の面影など微塵もなし。

この時期にヒトリシズカを見ると毎年思うことは同じ。自分も歳を取ってずうずうしくなっていることを棚に上げて・・・。

ヒトリシズカ のページ

   
5.7 春の稲穂 チガヤ輝く  
チガヤ

耕作している田んぼは周囲も草刈りがされ、水が張られて田植えも始まりました。でも、まだちょっと殺風景。一方チガヤが一面に咲く休耕田は、晴れた日の朝夕はキラキラ光輝いて、春の稲穂といった風情です。

でも、これが咲くと、今までいろいろな花が咲いて楽しませてくれた休耕田の他の花たちは、みんな埋もれてしまって見えなくなってしまいます。ハルジオンですら、この有様。

春の主舞台だった田んぼ廻りの花はこれで一端閉幕。次のシーンは秋、銀色に実った稲穂が刈り取られる頃、再び幕が開きます。

(イネ科は掲載していません)

 

   
5.7 春の最後・・・タツナミソウ  
タツナミソウ

ついに・・・タツナミソウも咲きました。ヤセウツボも咲いたし、ヘラオオバコも咲いたし、これで、千葉市内は春の花は全て咲きそろったようです。

もう初夏は目前、初夏の花まではしばらく間が空いて、地味なものが多くなりますが、花好きとしてはここが腕の見せ所・・・とはいえ、何があったっけと即座には思い出せず、果たしてこの日記が続けられるかどうか、不安いっぱいといったところです。

ps. まだ、春の花、 ナルコユリとミヤマナルコユリ、ワニグチソウが残ってました。ワニグチソウは開花目前でした。

タツナミソウ のページ

   
5.7 キツネアザミもあったんだ  
キツネアザミ

いつも散策している所は、どんな花があるのかほとんどわかっているつもりでいたのですが、時々、びっくりするようなものがあります。この花も、かつてはあったと噂では聞いていましたが、今までここでは見たことがありませんでした。

珍しい花でなくても、身の回りでは大発見、今年はキクバドコロも見つけたし、ウマノスズクサも教えて頂いて、まだまだ知らなかったものがあるんだと、今までの自己満足をちょっと恥ずかしく思ったりしています。

(写真の背景はハルジオン)

キツネアザミ のページ

 

   
5.7 シロバナアカバナユウゲショウ???  
アカバナユウゲショウ(白花)

知人から昨年場所を教えて頂いたこの花、アカバナユウゲショウの白花だから、「シロバナアカバナユウゲショウ」。赤だか白だかわからない名になりそうですが、幸いなことに、Y-List によればアカバナユウゲショウの標準名はユウゲショウ (アカバナユウゲショウは別名です)、ですから、シロバナユウゲショウで言い訳ですが、更に幸いに、白花は品種としても分けませんから、どうでもいい話になります。

とはいえ、「ユウゲショウ」の名、かつてはマツヨイグサの別称として用いられていたそうで、今でもマツヨイグサを指してユウゲショウという人もいます。いつのまにかアカバナユウゲショウの標準名になってはいますが、そもそも、この花は昼咲きですから、マツヨイグサのほうが似合っている名だと思うのですが・・・。

アカバナユウゲショウ のページ

   
5.6 レンリソウ咲き始めました  
レンリソウ

この花、スイトピーの原種だそうで、その割に丈は大きくならず、花数も少ないですが、よく目立つ綺麗な花です。一時し少なくなって大丈夫だろうかと心配しましたが、今年は沢山芽が出いていて、完全復活。

そういう私も1週間ぶりに「ほぼ」完全復活しました。今日はGWの最終日、いいお天気にやや汗ばむ陽気、久々に少し時間をかけて回りました。

この花が近くにある草原で、コンビニのおにぎり食べながら、やや強い風になびくこの花を見て、俄にはわからない蝶やトンボが目の前を飛んでいて、キジがけたたましく鳴いていて・・・東京まで通うにはやや不便な所に居を構えた幸せを感じるのであります。

レンリソウ のページ

   
5.6 いつのまにか増えたケブカツルカコソウ  
ケブカツルカコソウ

1週間もウダウダしているうちに、原も森も田んぼもすっかり様変わり。1週間前はいくら探しても株が見たからなかったのに、あちこちでにょきにょきと茎を伸ばして花を付けていました。

それほど目立つ花ではないせいか、数年前までは2カ所くらいしかなかったように思うのですが、今年はあちこち点々の増えていて、ちょっとキツネにつままれたよう。原だけでなく、林の縁のあたりや林の中の明るい場所などでも、やや間延びぎみのこの花が咲いていました。

ケブカツルカコソウ のページ

   
5.6 この花も良く見ると・・・  
ツメクサ

この可愛らしい花は何でしょう・・・。高山植物のような・・・。なんと、「ツメクサ」。あの厄介者の強靱な雑草、芝生や花壇で抜いても抜いても毎年出てくるやつ。道路のアスファルトの割れ目などでもよく見られ、5-10cmくらいのか細い茎の割に根がしっかりしていて抜きにくい「草」です。

このようにして見ると、意外と綺麗、清楚な感じです。一見清楚な女性が・・・だったりするような・・・これがあのツメクサですから・・・。 男性諸君、気をつけよう!

ツメクサ のページ

   
4.20 ヒメギフチョウの羽化 (5.5 アップ)  
ヒメギフチョウとカタクリ

今日(5/5) も不調で家でウダウダ・・・。雲一つない紺碧の空を恨めし気に窓から眺めていました。もうこれで1週間。

で、本日も半月も前の写真で恐縮ですが・・・。

岩手県花巻市郊外で4/20に撮影したヒメギフチョウです。このあたり、食草のミチノクサイシンが沢山あったのでほんの少しだけ期待はしていたのですが・・・。ちょうどカタクリの季節で、開き始めた花の下で羽化の最中。絶好のシチュエーションでもう大喜び!!!
ほとんど羽は広がっていましたが、まだ飛べないようで、この後、画面いっぱいになるまで近づいて撮影させてもらいました。目的の花は見つからなかったのですが、それでもこの後はルンルンでした。

   
4.21 イタズラの結果 (5.4 アップ)  
ミズバショウと「こまち」

風邪をひいていたのに、ちょっと調子に乗りすぎてヒョコヒョコで出歩いていたら、すっかりこじらせてしまいました。よって、GWはグロッキー・ウイーク。山靴とパソコンが人生の伴侶と自称していましたが、今回はさすがにその気にもなりませんでした。何もないので、先月、北東北で撮影したイタズラ写真をアップします。

写真はご存じミズバショウ、背景は新幹線「こまち」です。このミスマッチの情景、秋田県田沢湖町のJR刺巻駅の裏で撮影しました。ここに初めて来たのは30年以上前の21歳の時、角館でサクラを見て、列車で秋田駒ヶ岳に向かう途中、この駅の脇にミズバショウが一面に群れていて、思わず下車しました。ホームが最高の展望台で感激したのを覚えています。

気温0℃で季節外れの小雪が舞う中、思いつきのイタズラをしたいが為に待ちましたが、なかなか「こまち」が現れず、それで風邪をひきました。