2018.11.12 更新
■観察範囲 R20・中央線・小仏-大垂水峠で囲まれたエリアの林道や歩道、梅の木平-西山峠、小下沢-景信山-小仏峠、小下沢-関場峠の手前 ■掲載種を観察した時期
(一部の希少種については、掲載を見合わせております)
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小学校の遠足の山、山頂にビアガーデンのある山、土日は行列のできる山・・・という印象で、山に通うようになっても訪れることはありませんでしたが、花となると話は別で、多彩な低山の花の魅力にはまりました。ミシュラン3星だけあって、最近の若い人の登山ファッションにも驚かされます。
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■ 特徴的な花 (2ページ目まで)
イナモリソウ (アカネ科) 5-6月 明るい林内 葉は対生し、卵形で両面に毛が多く見られます。花冠は長さ2.5cmで先が5裂し平開。品種のフイリイナモリソウやホシザキイナモリソウも見られます。 |
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ヒロハコンロンソウ (アブラナ科) 4月 林内の沢沿い タネツケバナ属の中では大型の植物。葉は羽状複葉で古馬は5-7個、全て同型、長柄があります基部に小さな耳がある。花弁は8mmと大きい。 |
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オオバウマノスズクサ (ウマノスズクサ科) 5月 林縁 ツル性植物。葉は円心形~三角状心形。萼筒はサキスフォーンのような形で、舷部は円形で紫色の縞模様がある。 |
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フタバアオイ (ウマノスズクサ科) 4月 林内 「三葉葵」のデザインの元になった植物。葉は卵心形で2枚付き、花は葉の間に1つ付き、萼裂片は3深裂して反り返ります。 |
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カントウミヤマカタバミ (カタバミ科) 4月 明るい林内 ミヤマカタバミの変種で葉裏は萼に毛が少ないもの。葉は3小葉で小葉は倒卵形、角は鈍角、花は径2.5-4cm。 |
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ツルギキョウ (キキョウ科) 10月 日当たりの良い林縁 -絶滅危惧2類- ツル性植物。葉は卵心形でやや粉白を帯びます。花は葉腋から垂れ下がるように付き、花冠は鐘形で白、筒部内側は紫色。 |
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タカオヒゴタイ (キク科) 9月 林内 林縁 下部の葉がバイオリン形に切れ込むことが多く、柄にも茎にも翼はない。総苞片は7列で先が鋭く尖って開出します。 |
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ヒメガンクビソウ (キク科) 9月 林内 茎は細く、茎葉は小さくまばら、根生葉は花期にもあり、ヘラ状披針形でロゼット状。頭花は下向きで径4mm、総苞は狭筒型。 |
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キジョラン (キョウチクトウ科) 9月 林内 ツルは長く伸び、葉は大きな卵円形で厚みと鈍い光沢がある。花は小さく径4mmで散形状に多数付き、果実は10cmほどと大きい。 |
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タチガシワ (キョウチクトウ科) 5月 林内 丈は30-60cmほど、先がツンと尖った広卵形の大きな葉が茎の上部にまとまって付き、茎頂に緑褐色の花がまとまって咲きます。 |
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トウゴクサバノオ (キンポウゲ科) 4月 湿ったところ 丈は10cm程度、葉は3-5小葉からなる複葉で対生。小葉は円頭~鈍頭。花は径6-8mmで萼は白く花弁状、花弁は小さく黄色。 |
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フジレイジンソウ (キンポウゲ科) 9月 林内 -自然交雑種- レイジンソウ x アズマレイジンソウ。アズマレイジンソウに似て花色はやや濃く、花柄の毛は屈毛、上萼片は屈毛に開出毛が混じる。茎の下部に稜がある。 |