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(2017.9 青森県深浦町A)
(2017.9 青森県深浦町A)
上部の茎にも翼があるか、なくても稜状になっていました。
(2017.9 青森県深浦町A)
頭花とそれぞれの茎頂に2-5個。
(2017.9 青森県深浦町A)
総苞片は8列と言われますが、9-10列程度見られるものが多く、片の先はあまり伸びない。外片は卵形。(2017.9 青森県深浦町A)
総苞片8列のもの。片がやや長い。
(2016.8 青森県深浦町A)
茎には葉柄の翼から続く翼があり、翼には鋸歯が見られました。
葉は中間部の葉。(2016.8 青森県深浦町A)
翼に見られた鋸歯。
(2017.9 青森県深浦町)
翼に鋸歯のないものも多い。
(2016.8 青森県深浦町A)
上部の茎にも狭い翼が確認できました。上部の葉は小さく鋸歯縁、楕円形で先だけ尖り、
短柄がありました。(2016.8 青森県深浦町A)
ここまでの写真(深浦A)は本種の発表論文記載地と思われる場所です。 全体の雰囲気は、トガヒゴタイに比して茎が太く見え、下部では葉がやや密に付いて、茎の翼はかえってトガヒゴタイより上部までしっかりついている感じでした。茎の翼の鋸歯はあるものとないものが混在していました。 葉には厚みがあってしっかりしており、海に面した風衝地でありながら破れや乱れは少なく、ムツトウヒレンのような感じでしたが青みは感じませんでした。 上部は少しホクロクトウヒレンに似ているように感じましたが、下部の茎は稲妻形にならず、ある場所から極端に葉の大きさや形が変わることはなく、上にいくに従って序々に小さくなる感じでした。 また、論文では総苞片は8列と記されていますが、9-10列のものも少なからずあり、片がトガヒゴタイより明らかに短いようでした。 なお、前後20km範囲の数箇所でトウヒレンを確認しており、特に旧・岩崎村のクロマツ林内には中間型と思われるものがあり、以下掲載します。 |
標本地から南に10kmほどの場所のもの。クロマツと照葉樹林の境界付近です。
日没間近の撮影のため、荒れた写真です。(2016.8 青森県 旧・岩崎村)
片は10列で先はあまり伸びない、外片は卵形など、深浦Aのものと似ている。
(2017.9 青森県 旧・岩崎村)
葉は卵形、基部は心形。
(2017.9 青森県 旧・岩崎村)
根生葉が見られましたが、フカウラトウヒレンにはない。
(2017.9 青森県 旧・岩崎村)
下部の茎。翼があり、翼に鋸歯も見られました。
(2017.9 青森県 旧・岩崎村)
翼は深浦Aほどではありませんでしたが、
上部の葉の柄がなくなる所付近まで見られました。(2017.9 青森県 旧・岩崎村)