3.2倍体タンポポ |
■ 2倍体タンポポ(カントウタンポポ、シナノタンポポ、ヒロハタンポポ)の比較
交雑? |
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内片はやや短めで 外片に大きな突起がある |
外片は長楕円形で やや大きな突起 |
外片は長楕円形で 突起がある |
外片は卵形で 明瞭な突起がある |
外片は卵形で 突起がない(または微細) |
ヒロハタンポポ~カントウタンポポへの変化は連続的なように感じます
カントウタンポポ~シナノタンポポ(或いはエゾタンポポ)への変化にはいろいろなバリエーションがあるように見えます実際には、曖昧なものが多数存在します。
2倍体タンポポが持続的に自生する場所は、必ず周囲に同種が存在しているはずですから、複数で確認していただくと良いと思います。
もし、様々な形状のものがあれば、その個体群全体が交雑なのかもしれません。
更に、セイヨウタンポポとの交雑でも開出しない場合があり、特に内片と外片がほぼ同長のものは、セイヨウタンポポとの交雑が強く疑われます。