2020年2-3月

 
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※ アップは不定期に行っています。

2.29 アオイスミレも・・・  
アオイスミレ

今年は暖かいので、2月中旬に咲いてしまうのではと思っていましたが、その後意外と寒い日があり、2月最後の日の今日、やっと開花を確認しました。

でも、スミレの花を見るの、実は今年2度目。初めてみたのは1月中旬の館山、タチツボスミレ・・・。日当たりの良い土手に点と咲いてました。まあ、それだけなら「今年ならありそうな話」ですが、驚いたのはそれと一緒に点々とみられたもう1つの花・・・なんとイガアザミ。丈は小さかったけど、ふつうに咲いてました。そしてミツバチも・・・。

生活する分には冬も温暖なのは助かりますが、この夏がちょっと心配。雪はダムの比じゃない膨大な貯水槽、少なければ夏に水不足ってことにもなりかねない。水が足りなければお米も獲れない。花だって雪解けが早ければ遅霜の影響受けるし・・・。大丈夫だろうか?

   
2.28 早くもヒメウズが・・・  
ヒメウズ

先週、最初の1輪の咲き出しを確認してから、寒い日があったりで進まず、今日見に行ったら、結構みんな咲き出していました。咲き出しの頃は、まだ寒いせいか、萼があまり開いてくれませんので、この程度なら、まあそこそこという感じです。

そういえば、隣の茨城県にはヒメウズがない(或いは極端に少ない)という話を聞いたことがあります。千葉では宅地の空き地や、下手をすれば道路沿いなどでも見れるので、信じがたいのですが、同じようなことがイヌナズナでも・・・。千葉市内では、イヌナズナ、見たことがない。よそ行けば、どこでも普通に見られるのに・・・。また、特定外来生物に指定されてるオオカワヂシャも侵入してない。準絶滅危惧のカワヂシャなら何が絶滅危惧だってくらいいっぱいある。開発などでどこも外来種だらけになってるのに・・・。

でも、これだから面白いのかも・・・。

   
2.27 鼻水垂らしてヤドリギの花  
ヤドリギ

最近、マスクする機会が増えた。1つはご存じ中国原産の未記載の変異種。もう1つは・・・ついに私にも訪れた花粉症。人が鼻声でフガフガしてるの見て「大変だね!」っていいながら笑ってたけど、人ごとじゃなくなった。

撮影中は、特にマクロの時は1分近く息を止めるんですけど、花粉症新米の私はブレスの時、思ったように空気吸えなくて、酸欠みたいな気分になる。先日やっと見つけたヤドリギの花、真上見て撮影してたら目がかゆくなって・・・。で、目線を下に落とすと鼻水が垂れる。

それで帰りに目薬と点鼻薬買って帰りました。ティッシュも欲しかったのに、売り場は空っぽだった。マスクない、アルコールない、ティッシュない・・・そういえば、2000年問題の時に買ったガスボンベ、まだうちに残ってる・・・。

   
2.26 たかがタネツケバナ、されど・・・  

春はアブラナ、タネツケバナ。どこにでもあるこの植物、わかったつもりでいたら、また難題を仕掛けられました。

そもそも、庭に変なタネツケバナがあったのが始まり。コタネツケバナと思っていたら、コカイタネツケバナなる論文が表れ、早速見てきたらこりゃ違うとなった。じゃ、何だ! いろいろ見てたら、アキノタネツケバナだの、ニワサキタネツケバナだの、タネツケバナのsynonymと勝手に思っていたもの、結構違うことが判った。ニワサキかも・・・と思った矢先、近所の畑脇に更に異なるタネツケバナが沢山見つかった。・・・もう、一人で大混乱!

何なんだよ、タネツケバナ!・・・とか腹立たしげにいいつつ、こういうの結構好き! 私ってマゾシストかも・・・。「つまんない!」という妻の叱責が、何か妙にうれしい。

   
2.23 トウダイグサ咲いたけど・・・  
トウダイグサ

もしかして・・・と思いつつ、一番早く咲く場所に行ってみたら・・・案の定咲いてました。それも、茎頂だけでなく2列目が咲き始めていました。

近くに、アズマイチゲの咲く林があり、そちらも欲張って見に行こうとしたら・・・。昨年9月の台風被害であちこちすさまじい倒木、林の中の道はまともに歩けない。多分、地元の方が道の全面通行は諦めたようで、使う部分だけ片付けて、それ以外のところはホッチャラカシ。なお悪いことに、片付けた残骸を道上に放置してあるから、そこは倒木、落枝のヤマになってる。

どうしようか迷ったけど、そのヤマに果敢に挑んで、ふだんの10倍の時間かけてたどりついたけれど、まだ芽ぶいてもいなかった。でも、自生地の無事は確認できたし、あと2週間もしたらきっと咲いてくれる・・・でもまたこの道歩くの、ちょっと憂鬱かな・・・。

   
2.22 再開します  
フキ

いよいよ春ですが、ご存じの通り、世の中、ちょっと憂鬱な春です。皆様お体には充分にお気を付けください。

自然界もばい菌はいっぱいいますが、今回のような嫌らしいばい菌は滅多にいませんから、その点、安心。よく出歩いてる人なら、お友達になっているでしょうし・・・。暖冬で既にオオイヌノフグリやホトケノザのお花畑になっている田んぼの縁、日向ぼっこ最高です。

ただ残念なのは、フキノトウ、あまりに早くて、もう咲いてしまったこと。まだだろうと思って様子見に行った先週でももう遅かった・・・。でも、もうセリが摘めるし、カンゾウも芽吹いてる。雪国も積雪が少ないから、春が早いでしょうね。

今年もよろしくお願いいたします。