2012年8月

 
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※ 日付はいずれも撮影日です。アップは不定期に行っています。
   
8.22 簡単には倒れないタヌキモ  

今年は春に長靴を新調し、これがまた結構歩きやすいこともあって、今まであまり積極的でなかった水生、湿性植物の撮影に少しはまったみたいです。

タヌキモは、葉は時々見るのですが、花は自生で見たことがなく、根もなくフラフラ浮遊している心許ない葉・茎からどうやってあんな頭でっかちの花を水上に立ち上げるのか、どうして倒れないのか、見たいと思っていました。水面を波立たせたり、アシを棒にして軽くつついたりしましたが、不思議とちゃんと戻ります。

結局なぜだかは分かりませんでしたが、こういう条件も考慮済みの姿だということがわかり、良く出来てるものだと関心した次第です。

タヌキモのページ

   
8.9 山もキイチゴの季節・・・エビガライチゴ  

山にはいろいろな実がありますが、毒のあるものもあり、わからないものは食べないほうが身のためです。が、キイチゴ属は美味しいかまずいかは別として、全種無毒で見分けやすいので、片っ端から味見をしています。このキイチゴは、酸味より甘みがあり、味は悪くありませんが、舌触りにやや難があり、みずみずしさに欠けるように感じました。

私の舌では、今のところ、モミジイチゴがみずみずしくて、酸味も甘みも程よく、他を圧倒して一番美味しいと「鑑定」しています。山中で食べるせいか、売っていたら買ってしまうのではないかと思うくらい美味しいです。

いずれ、キイチゴの味の番付表でも作ろうかとも思っています。

エビガライチゴ のページ

   
8.8 アサギマダラのヨツバヒヨドリ好き  

アサギマダラは季節により移動する蝶として知られていますが、ヨツバヒヨドリの開花に合わせるように山にやってきます。他にも花が沢山あるのに、この花が相当お気に入りのようで、この花の蜜ばっかり吸っているように見えます。この花が終わると、仕方なげにアザミなどで見かけますが、その頃になると夏も終わり・・・次第に山を下って、今度は同じ仲間のヒヨドリバナなどで見かけます。

きっと、花によって密の味がちがうのがわかるのでしょうね・・・蝶の中では贅沢な美食家・・・のように見えてしまいます。ちなみに、食草はイケマなどガガイモ科だそうで、「ヒヨドリは大人(蝶)になってから」・・・みたいです。

ヨツバヒヨドリ のページ