2012年10月

 
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※ 日付はいずれも撮影日です。アップは不定期に行っています。
   
10.31 今年最後の高尾山 お世話になりました  

数えてみたら今年10回目。情報が多い、探すのも歩くのも楽、何でもある・・・。八王子市内に仕事を作って、お客様には申し訳ないですが、どっちが目的かわからない状態で千葉から往復200km、通いました。

この山、とにかく楽しかったです。ここに来られる方々はとてもご存じですし、私と似たような方も沢山いらして、いろんなお話も聞けて、勉強にもなりました。特別に珍しいものはないかもしれませんが、近所の裏山のごとく落ち着いていろいろな花を見て回れました。

今シーズンはこの撮影で県外は終了です。その最後の写真はセンブリ。花被が赤味がかっていて、綺麗なセンブリでした。来春の高尾のスミレの色を思わせるような・・・。

センブリのページ

   
10.30 恥ずかしい! ホトトギスのページにに交雑種の写真が・・  
ホトトギスxタイワンホトトギス

恐れていたことが・・・。多少の誤りはあるだろうと思っていましたが、誰もが知っている基本中の基本種に誤りがあり、もうガックリです。

苦しい言い訳させて頂くと・・・。
1.タイワンホトトギスなんて、この地域に自生するはずがないという先入観が2-3年前まであった。
2.知った後も、このサイトにバージョンアップする際も、本種は間違えるわけがないと信じてチェックしなかった。
交雑種のページ新設の際に気づきました。誠に・・・誠に申し訳ありません・・・というか、もう恥ずかしくって・・・。見られた方の多くはお気づきだったと思いますが、誤った理解をされた方がいれば、深くお詫びいたします。冬の間に他にもないか、チェックし、正直に報告します。

ホトトギスのページ
ホトトギスx タイワンホトトギス (写真左) のページ

   
10.27 キンエノコロに夢中になる  
キンエノコロ

こういう写真を掲載すると、いよいよネタ切れか・・・と思われてしまいますが・・・・・まさにその通りです。

今シーズンもいよいよ大詰め。毎年のことですが、よく撮影している近所の田の回りや川沿いの草はみんな刈り取られて綺麗サッパリなくなってしまい、撮ろうにも何もなし。見わたして目に付くのはススキとセイタカアワダチソウ。

知人から送られてきた写真にイネ科のものが複数あり、そうだ、ススキ以外でも綺麗で秋らしい色も出るんだと思い出し、風景写真的に撮影して回ってきました。こういうイネ科はしばらく撮影していなかったので、新鮮でだんだん楽しくなってきて、背景が黒バックになるような場所で逆光を使ってローアングルからやや見上げる感じで・・・手前は程よく汚してナチュラルに・・・露出が難しいんだっけと普段よりよっぽど真剣になりました。

   
10.27 家の中もススキ原  
ススキ

春の桜に対抗する秋の花は・・・とくれば、「野菊」と「すすき」で迷うけれど、圧倒的に目立つのは「すすき」。一時、セイタカアワダチソウに押された時期もありましたが、今はススキに少し混じる程度で、日本の秋の景色が戻ったように思います。

近所のススキ原に入ると、この季節のススキの何とも言えない枯れ草っぽいにおい、頭上には秋の日差しを透かして輝く穂が風に揺れています。足下には花の終わったワレモコウがチラホラと・・・。紅葉よりも身近に秋を感じます。

帰りがけにススキを30本ほどを刈って持ち帰り、陶器の傘立てにどさっと活けました。天井に届くほどのススキで玄関はとんでもなく狭くなって家族はまたかとあきれ顔。でも、家中が秋の風情に満たされるような気がして、年中行事と化しております。(後始末は大変です)

   
10.24 これはやっぱりソナレマツムシソウ  
ソナレマツムシソウ

最近は、毎年恒例で千葉県北東部にあるソナレマツムシソウを見に出かけます。

形態的な比較から、ソナレマツムシソウはアシタカマツムシソウに含まれるという論文が金沢大学から発表され、支持されているようですが、三浦のもので比較されたのではないかという疑問があります。というのは、同じソナレでも三浦のものと千葉県北東部のものにも形態的な差があり、肉厚の葉、光沢、毛がほとんど見られない、総苞が短いなどが観察できます。
が、所詮素人判断、されど素人判断、和種名が文化に根ざすことを思えば、それでもいいじゃないかということで、本サイトでは千葉県北東部のものはソナレ、三浦のものは海岸型アシタカで掲載しています。

ソナレマツムシソウのページ
海岸型アシタカマツムシソウのページ

   
10.24 ハヤブサがいた!  
ハヤブサ

崖の下を歩いていたら、明らかに「鳥や」さんと思われる数人の方が大きな望遠レンズを付けて崖の上にカメラを向けていました。何だろう・・・と尋ねてみると・・・。

この鳥を見るのは2度目、3-4年くらい前、茨城県高萩市で出会って以来です。滅多に使うことのない300mの望遠を付けて、私もトライ。適当に10枚くらい撮ったら、1枚、つぶらで可愛い目をしたハヤブサ君が、恥ずかしそうに振り返っている姿で撮れました。

ちょっとブレていますが、「花や」の鳥の写真なので、この程度でも充分満足しました。

   
10.22 嫌われ者シリーズ トリはカナムグラ  
カナムグラ

またまた嫌われ者の代表、カナムグラ・・・それも雄花です。雌花はまだホップのような実になるので、100歩譲れば何とか写真になりますが、雄花はさすがにどうにもなりません。こういうときは、クローズアップ・・・でもダメみたいです。

人材を育てるには、「欠点を正す」のではなく、「長所を探せ」と言われますが、この植物の見た目の長所、何処にあるんだろう、長所を探せないのは管理職の能力不足・・・だとしたら、「修行が足りん!」ということみたいですね。

今月のこのコーナー、嫌われ者や地味なものばかりになってしまい、うんざりされてしまいそうなので、嫌われ者はこれで最後にしたいと思います。

カナムグラのページ

   
10.21 7/9のヤチタデ・・・はエゾノミズタデ の誤りでした

 

エゾノミズタデ

茨城県にお住まいの方より、誤りのご指摘を頂き、エゾノミズタデ Persicaria amphibia に訂正いたしました。そう言われてよく見ると、イヌタデ属のほうが合点がいく外観だなと思いました。

こんなことを言っては申し訳ないのですが、誤りをご指摘頂けたことがとても嬉しく、サイトを開いてよかったなと思いました。
仕事の都合で、知人と約束してもいつも守れないので、ずっと一人でやってきましたので、諸先輩方にアドバイスしていただけたらとずっと思っていました。このサイトは私の勉強用サイトでもあるので、今後ともお気づきの点がおればご教唆頂きたく、お願い申し上げます。

エゾノミズタデのページ
(ヤチタデへは、誤り履歴からご覧いただけます)

   
10.21 この季節はひたすらイヌタデ  
イシミカワ

この季節、今までの写真を見返しても、撮影の半分近くはイヌタデ属・・・きっと、私と同じように感じている方は大勢いるのではないかと思います。

地味で興味の薄い花は撮影も雑になりがち。このサイトも、ピンボケ写真あり、背景とごちゃごちゃになった写真ありで、恥のオンパレード状態です。でも、他に撮影するものがなければ、多少丁寧になるので、ここは割り切って、最近は過去のいい加減な写真の更新に精を出しています。

イヌタデ属は少しずつマシになってきた・・・つもりですが・・・???

イシミカワのページ

   
10.12 念願のゴキヅル・・・面白がって沢山割ってみました  
ゴキヅル

果実が真ん中から割れることで知られるこの植物、近所では見たことがなく、今回やっと出会うことが出来ました。それも、とんでもなく沢山・・・。

早速、熟れかけた果実を探してプッシュ・・・軽く押しただけで、パカッとフタが落ちて、黒い種子が2つ・・・。残ったお椀の部分はツルにぶら下がったままで、何か間抜けな姿です。

地味だと思っていた花も、結構写真ネタになる姿で、何カットも撮ってみました。この植物だけで結構楽しめました。

ゴキヅルのページ

   
10.12 やっと見つけたのに・・・マネキグサ  
マネキグサ

初めて見る植物は、スペックが分かっていても見つけるのは苦労します。絶対にあることがわかっている場所をいくら探してもなかなか見つからない。道沿いの数百mの区間の両側を見ながら行ったり来たり。

1時間ほどウロチョロして、もしかして・・・と思って撮影したのがこれです。間違いなくマネキグサ。花は終わっていて、空しく萼だけ残っていました。

未開花ならまだしも、花期が9月と知っていて、まだ大丈夫だろうとグズグスしていて終わってしまったので、後悔は大きくて、おまけに直前に自販機の下に500円玉を落として見失ったこともあり、散々でした。

マネキグサのページ

   
10.11 イタドリだって、綺麗に撮れることもある  
イタドリ

荒れ地に多く嫌われ者のイタドリ。それほど醜い花でもないのに、草姿がぐちゃぐちゃで、道に張り出したり、虫がいっぱい付いていたり、他の植物を覆い隠したりと、印象はよくありません。

こういう植物をちゃんと撮影できるかどうかも大事なんだろうなと思い、希に気が向くとちょろっと撮りますが、気が乗らず、ろくな写真が撮れません。

が・・・今回は、「とても運良く」、醜くない写真が撮れてしまいました。撮れてみると、結構うれしいです。

イタドリのページ (この写真は未掲載)

   
10.8 アレチウリも捨てたモンじゃない  
アレチウリ

嫌われ者のアレチウリです。どこにでもあって、雑草の代表みたいな植物ですが、同じ仲間のカラスウリはよく被写体になりますが、こちらは見向きもされません。

そういう私もこの植物には興味もなく、このサイトを立ち上げるに当たって、近所で適当に撮影したものを載せていました。今回、そういえば、「雌花や果実を撮ってなかったな」と思い出して、よく見てみたら、雄花の花序に比べて雌花の花序は柄も短く、小さくまとまっていて・・・。意外と「写真」になりました。いかがでしょうか?

アレチウリのページ

 

   
10.7 田んぼはコナギが満開  
コナギ

10月に入って秋らしくなり、台風も来て雨も多くなり、乾き気味だった刈り取り後の田んぼも再び潤うと、まだ咲かないなあと思っていたこの花が一斉に咲き出しました。

最近以前に比べて除草剤があまり使われなくなったようで、どこの田んぼでも多かれ少なかれ見られるようになりました。他の田んぼ雑草も少しずつ戻ってきているような気がします。

コナギのページ