APG 渡良瀬遊水地の湿性植物 2

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イヌゴマ (シソ科)
7-8月 アシ原 水辺
丈は40-70cm、茎に下向きの刺毛が見られる。葉は三角状披針形。花は上部の葉腋に輪生状に付き、花冠長さ12-15mm。下唇に斑がある。
 
  ツルニガクサ (シソ科)
7-9月 木陰のやや湿ったところ
ニガクサと外観はほぼ一緒だが、萼に腺毛がある。花は茎頂に穂状に付き、上唇は目立たない。地下に走出枝を出して増えるのもニガクサも同じ。
     
ミゾコウジュ (シソ科)
5-6月 やや湿った草地 -準絶滅危惧
丈は30-70cm、よく分枝するが、側枝はあまり長く伸びず、姿は乱れない。全体に毛が多い。花序は長く、多数付くがまばらに咲く。
 
  ショウブ (ショウブ科)
4-5月 沼畔、水辺
菖蒲湯でおなじみ。葉は0.5-1mの線形でよく知られた芳香がある。花茎は葉よりも短く、仏炎苞はなく、花序は4-7cmで花茎に斜めに付く。
     
タチスミレ (スミレ科)
6月 アシ原 -絶滅危惧1B類
丈は~1mだが、茎は弱く、周囲に寄りかかって伸びる。葉は長披針形で長柄があり、基部に線状披針形の大きな托葉がある。花は小さく、萼は長い。
 
  アリアケスミレ (スミレ科)
4-5月 やや湿った草地
葉は線状披針形、鈍頭、柄に狭い翼がある。花付きは良い。側弁には毛があり、側弁と唇弁には白地に紫の条が入る。萼先端は裂けない。
     
エキサイゼリ (セリ科)
4-5月 アシ原 -準絶滅危惧
利根川氾濫原の象徴的な植物の1つ。葉は1-4対の奇数羽状複葉で小葉柄はない。花序は小さく、総苞片、小総苞片は線形。
 
  タコノアシ (タコノアシ科)
8-9月 アシ原 -準絶滅危惧
茎は中部以下では分枝せず、丈は30-80cmほど、葉は狭披針形。花は噴水状の花序に付き、花弁はない。
     
ノダイオウ (タデ科)
6月 草地 -絶滅危惧2類
大型のタデで、丈は~1.5m。根生葉や下部の茎葉は大きく、上部は小さい。花後、内花被は肥大し、卵形で概ね全縁、コブ状突起は赤味を帯びる。
 
  ホソバイヌタデ (タデ科)
9月 アシ原 -準絶滅危惧
葉は線形~披針形と細く、葉裏に腺点があり、ふつう短柄がある。花に花弁はなく、萼は淡ピンクで腺点がある。托葉鞘は筒型でやや短い縁毛がある。
     
アオヒメタデ (タデ科)
9月 アシ原
ヒメタデの品種で花色が淡緑のもの。ここにはヒメタデはない。葉は広線形~長楕円形で裏面に粗い毛がある。托葉鞘は長い筒型で縁毛がある。
 
  イシミカワ (タデ科)
8-10月 アシ原
茎は細く、ツル状に伸び、葉柄とともに鋭い刺がある。葉は三角状で柄が盾状に付く。花に花弁はなく、萼はあまり開かない。托葉は円形の葉状。
     
サデクサ (タデ科)
9-10月 アシ原
茎に下向きの刺があり、葉の基部はほこ形で橫に伸びる耳部があり、柄にも刺がある。花柄に腺毛混じる。托葉鞘は上部が葉状で縁に歯牙がある。
 
  サクラタデ (タデ科)
9-10月 アシ原
花は径5mmで花弁に見える萼片は5裂で、淡いピンク色、希に白、腺点がある。葉は狭披針形で短柄がある。托葉鞘は短い筒型で縁に長い毛がある。
     
アキノミチヤナギ (タデ科)
9-10月 アシ原
丈は~80cmほどと大きなミチヤナギ。花は節に2-3個づつ付く。花の付く茎の上部ではあまり分枝せず、上部の葉は脱落しやすい。
 
  ワタラセツリフネソウ (ツリフネソウ科)
9-10月 アシ原
2枚の下側花弁にある小片の先があまり伸びず、先が黒ずんだようになるツリフネソウ。丈も大きく、下部は木質化して節からも発根します。
     
ハンゲショウ (ドクダミ科)
7月 アシ原
上部の葉が花期に下半分が白くなるのが特徴。葉の基部は心形。花は10-15cmの穂状花序に多数付き、花弁も萼もなく、花柱4裂、雄しべ6。
 
  ノウルシ (トウダイグサ科)
4月 湿ったところ -準絶滅危惧
大きな群落を作ります。茎頂に5枚はを輪生し、5本の枝を出して花序を付ける。苞葉は鮮やかな黄色、腺体は広楕円形、子房にイボ状突起がある。
     
オヘビイチゴ (バラ科)
4-5月 草地
葉が5小葉からなる掌状複葉なのが特徴。始めは地を匍うように拡がる。小葉は長楕円形。花は径8mmほど。
 
  クサネム (マメ科)
8-9月 アシ原
田のまわりでもよく見られる植物。葉は40-60小葉からなる偶数羽状複葉で葉に触れると閉じる。花は蝶形花で長さ10mmで旗弁に赤い斑がある。
     
エゾミソハギ (ミソハギ科)
9月 湿った草地 -侵略的外来種(ICUN)-
葉の基部が茎を抱く、萼に針状の付属帯があるのがミソハギとの違い。ICUNでは侵略的外来種に指定されているが、在来種でありここでは問題ない。
 
  ヒシ (ミソハギ科)
7-9月 池、沼
どこでもよく見られる水草。浮葉はロゼット状で卵状菱形から丸みのある三角形。果実に萼が変化した2個の突起があり、中央に子房突起がある。
     
アサザ (ミツガシワ科)
6-10月 池 沼地 -準絶滅危惧
葉は水面に浮かび、5-10cmで縁に波状の歯牙があります。裏面は紫色。花は径3-4cm、花冠裂片の縁はフリル状に裂けます。花は午後閉じる。