2014年4月

 
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※ 日付はいずれも撮影日です。アップは不定期に行っています。
   
4.29 カラスビシャク、やっと見つけた  
カラスビシャク

珍しい植物でもないはずなのに、近所ではどうしても見つけられなかったカラスビシャク、他の植物を見に行っていたら、偶然見つけました。何か見覚えのある3枚の小葉がいくつかあり、これ何だっけ・・・と思い出しそうでなかなか思い出せず、あたりをキョロキョロしていたら、花を付けた株が見つかりました。

いつもよく見ているはずの場所なので、何でいままで気づかなかったのかとも思いましたが、みんな丈が20cm前後と小さくて、一度目を離すとハルジオンだのカラスノエンドウだの、まわりの植物に紛れてすぐ見失い、何度も探すハメに・・・。

そういえば、今年になってオケラがあることもわかったし、キンランも沢山咲くし、まだまだいろいろあるかも・・・。住宅街に引っ越したはずが、意外と田舎でサラリーマン時代は通勤、大変でしたが、今は田舎で良かった・・・と思ってます。

カラスビシャク のページ

   
4.27 今年はハナヤスリがいっぱい?  
ハナヤスリ

今まで単に気づかなかっただけかもしれませんが、今年はどこもハナヤスリが沢山でているように感じます。毎年出るこの場所も、一部ではアシの踏み場がないほど出ていました。

まだ「やすり」にはなっていませんでしたが、良く見ると、やすりの目が見え始めていました。

シダの仲間も勉強しなければと思ってはいるものの、今の守備範囲で手いっぱい、頭もいっぱい・・・詰め込むところの空きがないので、「将来の楽しみ」として温存しておりますが、イザ始めようとする頃にはボケでしまってるかも・・・。

   
4.26 キンラン咲く  
キンラン

またキンランの季節になりました。近所の森のキンランが咲き始めました。

でも、年々少なくなっているような気がします。盗掘もあり、これはもっての他ですが、もう1つ、撮影に来られる方が増えて、夢中になられて気づかぬうたちに小さな株を踏みつけてしまうケースが増えたのも一因になっているように感じます。踏まれてしまった株や、先端部分がなくなってしまっている株が今年も結構目立ちました。

キンランではありませんが、私も偉そうなことは言えない苦い経験があり、人ごとではなく、周囲の植物に気をつけたいと思っています。特にカメラを構えたままで動かないよう心がけています。どんなに出来が良くても、罪悪感が思い出となる写真は撮りなくないですね。

キンラン のページ

   
4.20 キジもお花見・・・サワオグルマ  
サワオグルマ

休耕田のサワオグルマ、5分咲きになりました。今年はまた更に広がって、4カ所、計、田んぼ7枚いっぱいに増え、更にその回りの田にも点々と見られるようになりました。

写真を撮っていたら、いつのまにかとなりの田んぼにキジが・・・。私が見るとじっとして一応警戒はしていましたが、身を縮めて隠れようとはしない。私が花の写真を撮り出すと、またウロウロしてちっとも逃げない。この近所のキジらしく、暢気。それじゃということで、写真、撮りました。

もっとも、今日3時間のお散歩で、近くで見たキジは4羽、ものすごく増えました。昔は人を見るとすぐ逃げていたのに、最近は縄張りが接近して守るのに忙しく、恋の季節でもあるので、人間なんかそうそう気にしてられるかよ・・・という感じみたいです。

サワオグルマ のページ

   
4.19 これもジュウニヒトエ・・・びっくり  
ジュウニヒトエ

ジュウニヒトエが花盛りで、森に行けば何処にでもありますが、いろいろな色があってそれを見て回るのがこの時期の楽しみの1つ。で、こんな色のものを見つけてしまいました。

明るいピンクが花冠裂片の一部に斑のように入ったものです。ちょっと目を疑いました。それだけでも珍しいですが、更に良く見ると、1つ1つの花の斑の入り方がまちまちで、みんな違う。

もうこうなると普通じゃないと思いますが、ものすごく可愛らしくて、もっとないかと探しましたが、周囲は普通のジュウニヒトエ、ただし、色とりどりで大賑わいでした。

ジュウニヒトエ のページ

   
4.12 やっとフデリンドウ、3分咲き  
フデリンドウ

今週二杯ってポツポツと咲き出したフデリンドウ、やっと3割程度が咲き始めました。今日の空と同じ青色がよく映えていました。

同じ市内でも、別の場所では10日も前に咲き出していましたが、いつも見るここは風がよく吹き抜ける場所のせいか、毎年遅れます。この分だと、見頃になるまでにはあと1週間くらいかかりそう。

そういえば、成東のハルリンドウも大幅に遅れていて、まだ1分咲きのよう。見頃になったら見に行きたいと思います。

フデリンドウ のページ

   
4.9 イカリソウ咲いて、てんやわんや・・・  
イカリソウ

ここまで遅れていた春が一気に進んできたような気がします。ついこの前までヒトリシズカの芽が出ないと思っていたら、一気に大きくなってあっという間に咲いて、もう葉が青々としてしまいくした。沢山あるニオイタチツボスミレも遅いなと思ったら、急に一斉に咲き出した。

イカリソウだって芽だしから2週間後に咲くと思い込んでしたら、、あれよあれよと大きくなって、もう咲いてしまいました。フデリンドウも、ホタルカズラも、ジュウニヒトエも、ウラシマソウも・・・。

お散歩の時間が急に長くなって、仕事のアポイント、1件失念し、大遅刻しててんやわんやとなりました。(笑い)

イカリソウ のページ

   
4.6 今日のお花畑  
お花畑

今日のお花畑は・・・セイヨウタンポポ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、コハコベ・・・。たぶん、どこ行っても春はみんなこんな感じではないでしょうか?

花は何たって質より量。珍しい花や特別な花が1つ2つあるより、当たり前に見る花でもドバッと咲いてくれると大賑わいで圧巻。タンポポだって、よく見ればとっても綺麗な花だし、何より、「春だ春だ」と大声で叫んでくれる。

いろいろお花畑は見せて頂いたけれど、身近なお花畑だって捨てたものじゃない・・・そもそも、花の密度、数から言ったらこれ以上のものはないのでは・・・?

   
4.5 ジュウニヒトエ 咲き始めました  
ヒトリシズカ

咲き始めた・・・と言っても、南側斜面の特等席にいる株です。この場所は、タチツボスミレも満開状態で丈も伸び始めているような場所です。それでもまだ、丈は10cm足らずで下の方にちょこちょこっと咲いた程度。

この花の楽しみは、色。鮮やかなピンクやセイヨウジュウニヒトエ張りの濃い紫の花もあって、同じ株でも年によって出来栄えが違う気がします。

今年はだいぶ開花が遅れたので、きっと一気に咲く・・・いつも以上に花穂に花が沢山見られそうなので、綺麗な写真が撮れるかなと期待しています。

ジュウニヒトエ のページ

   
4.4 春は一雨ごとに・・・ お寝坊ヒトリシズカ お目覚め   
ヒトリシズカ

この花が出てこないと春が来たような気がしなくて、ずっと待っていたのですが、今年は親の躾が悪かったみたいで、10日遅れてやっとお目覚め、雨でたたき起こされたみたいです。

でも、急に暖かくなったので、慌てたかのように一気に大きくなってしまいました。この大きさになっているのに、まだ花が覗く程度。寝癖がついたくしゃくしゃの髪で会社に遅れるとか騒いでいるうちの娘みたいです。葉っぱが髪の毛に見えなくもないし・・・

これで私も春本番の気分、すぐ隣で、イカリソウの花芽も上がっていました。

ヒトリシズカ のページ

   
4.2 ハルジオン一番咲き  
ハルジオン

日当たりの良い田んぼの土手にハルジオンが咲き始めていました。周囲にあったセイヨウタンポポ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ・・・ツクシも強引に入れてみました。

まだ花茎が上がっている株は少なく、根生葉だけしか見られないもののほうが圧倒的に多い状況。そもそも、まだヒトリシズカすら芽吹いていないし・・・。

そういえば、気づかぬうちに芽吹いていたクサノオウが、川沿いの土手でもう咲く寸前になっていました。この季節、早いもの、遅いもの、いろいろ入り乱れて、花を見るのも忙しいです。

ハルジオン のページ

   
4.2 田んぼは一大お花畑  
セイヨウタンポポとホトケノザ

やっと春爛漫らしくなってきました。田んぼはどこも大花畑に変身です。多くの田んぼはタガラシとタネツケバナで埋め尽くされていますが、芦などが茂らぬように手入れされている休耕田はいろいろなバリエーションがあって、面白い。

車で道路を走っていたら、50-100mほど横の田んぼが異様にカラフルなので行ってみました。周辺の田んぼ4枚ほど、セイヨウタンポポとホトケノザ、オランダミミナグサが、畦に咲くオオイヌノフグリに縁取られて見事。まるで誰かがタネ蒔いたんじゃないかと疑いたくなる光景でした。そんじょそこらの公園の花畑なんて目じゃない感じでした。

もったいなくてとても中には入れず、お花畑の廻りをぐるぐる回って撮りました。

セイヨウタンポポ のページ
ホトケノザ のページ

   
4.2 サワオグルマの蕾  
サワオグルマ

花だけ見ていると、何故そういう形になっているのかということが判らないことも多いですが、咲く前後を見るとなるほど・・・と思える場面に時々遭遇します。

近所の田んぼで大増殖して普通の雑草と化しているサワオグルマですが、蕾の状態を今年は田の中に入って見てきました。そうしたら・・・茎葉と蕾が丸ごとクモ毛に包まれていました。茎が生長していないものは、根生葉の中央に何重にも巻かれた毛玉のようになっていました。ようは、クモ毛は蕾を寒さから守ると同時に防水の役割を果たしていたのですね。

たぶんご存じだった方も多いことと思いますが、新鮮な驚きがあって、何であんなにクモ毛があるのか、やっと私にも理解出来ました。

サワオグルマ のページ

   
4.1 やっと咲き出したニオイタチツボスミレ  
ニオイタチツボスミレ

昨年に比べて遅れること2週間、やっとニオイタチツボスミレ、咲き始めました。南斜面などでは数日前に見られましたが、この原っぱのものは格別美しく、まだかまだかと思っていました。

兎に角、この原でこの花を撮ると、魔法がかかったように綺麗に撮れちゃう。この花単独でもいいし、背景に早春の原入れたり、まもなく周囲に咲くキジムシロの黄色やヒトリシズカの白を散りばめてもいい。

今年は意外と咲き進みが遅く、ヒトリイズカもイカリソウも未だ影も形もないですが、今週末あたりから良い感じになるかなと期待してます。

ニオイタチツボスミレ のページ