2013年8月

 
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※ 日付はいずれも撮影日です。アップは不定期に行っています。
   
8.30 地獄で見つけたおひな様・・・ヒナノキンチャク  
ヒナノキンチャク

登山口付近ですれ違ったご婦人方に、「ヒナノキンチャク咲いていたわよ」の言葉に元気づけられて上がったのですが・・・この花探し、今年一番シンドイ撮影でした。
山梨県のある低山、車で中腹まで上がれて、普通ならば往復1時間とかからない山で、標高が1000m以上あるので暑さはさほど気にせずに、午後1時頃から上がり始めました。が、草原に出ると、風もなく、強い日差しに草いきれでムッとする暑さ。あっという間に汗で全身濡れ鼠、頭はクラクラ、5分と続けて歩けず、たまらず草原沿いにある森に逃げ込みました。森の中は別世界、涼しい風が吹き抜けて10℃以上の気温差のように感じられました。
そんなことをやっているから、肝心の花はなかなか見つけられず、延々3時間、2リットルの飲料を飲み、天国と地獄を幾度となく往復して、ようやくご婦人方に笑われずに済んだ次第です。

ヒナノキンチャク のページ

   
8.27 撮影再開 第一弾はミヤマツチトリモチ  

やっと新しい車が来ました。今度の車は、子供たちも大きくなり、独立する時期なので、普通のバンタイプの乗用車になりました。が、私にとっては「動く別荘」、就寝と炊事、PCも積載しますので電源配線なども必要で、3日間、あれやこれやと内装をいじって、ようやく27日から再開しました。

というわけで、初っ端は昨年時期が遅くて撮り逃がしたミヤマツチトリモチ。たまたま今見てきたばかりという方と偶然お話が出来、親切に場所までお教え下さいました。おかげさまであっという間に見つける事が出来、さい先の良いスタートとなりました。

いつもこうなら良いのですが・・・。

ミヤマツチトリモチ のページ

   
8.23 私ごとで恐縮ですが・・・  
写真は今年4/下の岩手山 車の「野山の花たち」ロゴは、はめ込み合成です

約7年、18万km乗った車がついに寿命となりました。この車、わずか3万kmしか乗っていなかった四駆の中古車を見つけてもらい、撮影用に買いました。東北から長野まで、高速道路はちょっとトロかったですが、低速はお手のもの、急傾斜の荒れた林道から雪融けのぬかるんだ農道も、よく走ってくれました。そして、夜は快適な睡眠を提供してくれました。3カ月ごとに小まめにメンテしてもらいましたが、最後は満身創痍でした。そしてこの夏、暑さのせいかエンジンまで夏バテしてしまって、どうにもならなくなりました。

新しい車が来たので、今日お別れしました。戦友とわかれるようで、ディーラーにポツンの残された車を見たら、ちょっと感傷的になってしまいました。もう少し乗っていたかった気がします。
今まで小まめに面倒を見てくださった日産のディーラーの皆様、ありがとうございました。浮気して他のメーカーになっちゃいました。ごめんなさい。車内を改装して、来週から戦線復帰です。

   
8.22 ヤマジノホトトギス   
ヤマジノホトトギス

撮ってくださいといわんばかりの場所に倒れることもなく、1株だけスックと立ち上がっていました。

この時期、周囲の植物も大きくなってしまい、まわりがごちゃごちゃしてしまって、綺麗に撮影しようとすると苦労することが多いと思います。私のようないい加減な写真ヤは、見やすくて判ればいいやと思って適当に妥協してシャッターを押しているので、特に夏以降の里の花は駄作のオンパレードですが、ごくごく希に、植物のほうから、たまにはちゃんと撮れよと言わんばかりにポーズを撮ってくれます。

今回は光も、背景の木までも味方してくれました。条件は最高・・・ここから先は私の腕・・・なのですが・・・。まあいいかと思ってしまうから上達しないんでしょうね。(笑い)

ヤマジノホトトギス のページ

   
8.22 サジガンクビソウだった  
サジガンクビソウ

7月に見つけて、ヤブタバコの仲間だろうと思っていましたが、あまり見慣れない感じだったのでなんだろうと思っていた一群がありました。今回花が咲いていて、サジガンクビソウと確認することができました。そんなに珍しいものではありませんが、千葉市内で確認したのは初めてでした。

この場所には、他にガンクビソウ、ヤブタバコ、コヤブタバコ、それに、ホソバノガンクビソウを疑っているものの4種があります。もちろん、植物園のように並んで咲いているわけではないので、それぞれ徒歩数分の距離を置いて群れているのですが、それでもわかりにくいこの仲間を勉強するには有り難い場所です。
そして今回サジガンクビソウも見つかり、いよいよこのあたりはヤブタバコの里。ミヤマは無理としても、オオガンクビソウも見つからないかなと期待してしまいます。

サジガンクビソウ のページ

   
8.20 ツツナガヤトイバナ  
ツツナガヤトイバナ

今日は風があったので少しは涼しいかと、近所をふらつきました。が、期待はハズれ、10分歩いては木陰を探し、またちょっと行っては休んで飲み物を飲むといったあんばいで、何やってるんだかという感じです。

1つだけ気になるものを見つけました。葉が細くて花冠の筒部の長いヘクソカズラです。花の正面から見ても、赤い部分が少ししか見えず、自宅で見たらツツナガヤトイバナではないかと思いました。

それにしても、ヤトイバナだの、サオトメカズラだの名がコロコロ変わるこの植物、独特の臭気はやはりヘクソカズラが一番なので、ツツナガヘクソカズラとしてもらうともうちょっとわかりやすいのですが・・・。たぶん1年くらいしたら忘れて、この名を聞いてもピンと来ないかも・・・。

ツツナガヤトイバナ のページ

   
8.19 ヒメナエの疑問  
ヒメナエ

8/5に八戸から戻って以来ちょうど2週間、車の不具合から花の撮影は長い夏休みを取ることになってしまいましたが、家にずっといるのもちょっと飽きてきましたので、成東にフラッと出かけました。

ヒメナエには、ずっと抱えている疑問が1つあります。山渓ハンディ図鑑「野に咲く花」に記載されている、葉の「基部は互いに繋がって茎を囲む」という記述、いままで数回の撮影でも、それらしいものが1回見られただけで、他の多くは違うようでした。肉眼ではよくわからないので、今回は葉を中心に複数の株で葉の写真を撮りました。
でも、やっぱり見つかりません。普遍的な特徴ではないのか、若しくはここのものだけがイレギュラーなのではと思い始めました。機会があれば、他でも観察してみたいと思います。

ヒメナエ のページ

   
8.16 撮影は夏休み中・・・  

今年の夏はなんだかものすごく暑いですね。皆様、だいじょうぶでしょうか?

サラリーマンしている長男が、お盆休みで北ア・五竜から針ノ木に向かったのですが、あの長い遠見が相当暑かったらしく、こんな時に山なんか登ってられるかと、その日のうちに反対の唐松経由で早々退散してきました。冷房の中で仕事してるから、この暑さは堪えるといっちょまえな事言ってます。それだったら天狗まで行って、ミヤマナデシコ撮ってきてくれれば良かったのに・・・。

そんな私ですが・・・。
車がついに寿命となりました。18万km走ってくれたのですが、7月ころからどうもおかしくて、帰ってくる度にエンジン廻りを修理して頂いていたのですが、トランスミッションもダメらしく、あきらめざるを得ない状態になりました。おまけに後輪がパンクで現在スペアタイヤ。もう満身創痍で、近所のお買い物が精一杯です。

近所は暑くて出る気もしませんから、植物の撮影はしばらくお休み。次の車 ・・・安い中古のワゴン車を手配して、その車がくるまでは、まじめに本来の仕事します、クーラーで涼みながら・・・。車が壊れて良かったんだか悪かったんだか・・・。