2013年10月

 
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※ 日付はいずれも撮影日です。アップは不定期に行っています。
   
10.29 秋の香り・・・シロバナアブラギク  

チチッパベンケイでいろいろ疑問が出て、知人に紹介頂いた茨城県北部に見に行ってきました。そのついでに、付近を散策、リュウノウギクやアワコガネギク、イナカギクがあちこちで沢山咲いていて、秋全開でした。

その中でリュウノウギクよりひとまわり小さい花が目を引きました。花色の白いものと淡い黄色のもの、わずかにピンクがかっているものもありました。どうやら、リュウノウギクとアワコガネギクの自然交雑種のようすです。

花が白くないのに「シロバナ」と付くのも変な気がしますが、初めて見るせいか、とても新鮮で、一枝だけ頂いて、コーヒーの缶を花瓶に、車の中に生けました。帰りの車中は秋の優しい香りで癒されました。

シロバナアブラギク は近日アツプ予定

   
10.30 リベンジ成功・・・イズノシマダイモンジソウ  
イズノシマダイモンジソウ

10.22は未開花で中途半端に終わってしまったイズノシマダイモンジソウ、悔しいのでリベンジしてきました。

1週間たったので、もうみんな咲いただろう、もしかしたら葯が裂開してしまって、赤い裂開前の可愛らしい姿はもう撮れないのでは・・・と思って行ったのですが・・・。意外にも、前回このコーナーに掲示した花1つだけが葯が裂開していて、それ以外は咲き始めたばかりの一番綺麗な状態、それと半分以上の株は未だ未開花でした。

花の写真を撮られる多くの方もご経験があると思いますが、夏の花はある程度の期間、撮影が出来ますが、春・秋の花はタイミングが難しいものが多いですね。私はもっぱら運任せ、神がかり。今年はそろそろ終わり。来年も神様助けて下さいと、初詣で御願いしようと思います。

イズノシマダイモンジソウ のページ

   
10.28 セイタカアワダチソウで終わったお散歩  
セイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウ、すっかり定着したこの外来種、一時はススキを駆逐しかねない日本の野草の天敵でしたが、最近はすっかり落ち着いて違和感もなくなり、日本の秋に馴染んだ感じがします。

この花、もう多くは終わりかけですが、ここは夏に草刈りされたので丈は1m足らず、ちょうど盛りでした。この丈で咲いてくれると、草姿も乱れず、綺麗でした。

ちょうど夕暮れ、風景写真風にモロ逆光でキラキラ輝くススキをバックに、秋らしいローコントラストの淡い感じを狙ってみました。が、なかなか光が来てくれず・・・。他に撮るものもないので、あまり期待もせずそこでボーッと待ちました。そのうちに・・・、つるべ落としに陽は暮れました。秋らしいお散歩でした。

セイタカアワダチソウ のページ

   
10.28 季節はずれのプリンセス・・・スノープリンセス  
スノープリンセス

数年前、ついに侵入してきたかと思ったら、いつのまにかどんどん増えて、聞きしに勝ると思っていたのですが、その理由、判るような気がしました。
この場所、古い休耕田ですが、持ち主の方が作業に使うために定期的に草刈りをされていて、このスミレには絶好の環境になっています。この季節、すっかり元気を取り戻して5-6m範囲にびっしりと葉を茂らせ、春並みではないですが、あちこちで花を咲かせていました。廻りにオオジシバリが咲いていたりもして、そこだけはちょっとした春の雰囲気ですが、やつぱり変。

スノープリンセスは園芸種として持ち込まれたと思いますが、園芸種が野生化して問題になる例は多いのにも関わらず、種子の持ち込みは野放し。これでいいのかなあと思ってしまいます。

アメリカスミレサイシン のページ

   
10.23 コウヤボウキが咲いていたけれど・・・  
コウヤボウキ

またまた台風がくるので、その前に撮れるものは撮っておこうと、普段あまり行かない雑木林に行ってみました。不法投棄があちこちにあって、ちょっと残念な状態でしたが、そのゴミの脇でコウヤボウキが数輪、花を付けていました。

このあたり、あまり不法投棄はひどくはないのですが、おそらく、個人の方が1つ、2つと家電などを捨てられているようです。その結果、まとまってあるのではなく、あちこちに散乱していて、どういうアングルで撮影しようとしても、ゴミが写ってしまいます。接写以外はお手上げでした。

日本はゴミが少なくて街は清潔だかと海外から言われているけれど、見えない所でこのような行為が行われていて、決して誇れる状態ではないですね。このコウヤボウキが来年ゴミの下敷きにならないことを願いたいと思います。

コウヤボウキ のページ

   
10.22 それはないでしょ! イズノシマダイモンジソウ  
イズノシマダイモンジソウ

房総にイズノシマダイモンジソウを見に行ってきました。どこにあるか、よく判らなかったので、半日近く、ヒルに食われながら山に上がったり沢沿いを見たりしたのですが、元気のない株がいくつかあった程度で花は望めそうもなく、まさか・・・と思った最後の場所でようやく・・・。

でも、ご覧の通り・・・正に開花直前、すでに赤い葯も見えています。もうちょっと探せば開花しているものがあるかもしれない・・・と探しましたが、他は蕾も固く、これがベスト。こんな状況、今月これで2度目。こういうシチュエーシヨンって、すごく悔しい。普通なら神頼みすれば見つかるのに・・・と思いましたが、昨日、ツメレンゲで神様が奇蹟を起こしてくれたばかり。そういえば、今年は神様大活躍の年だったし、遠くないから自力でガンバレと言われているようで、もう1回出直して撮り直そうと思います。

イズノシマダイモンジソウ のページ

   
10.22 元気のないオオスズメバチ  
オオスズメバチ

秋の花の撮影で何が怖いと言ったら一番はこいつ。気をつけてはいるものの、万が一、藪で巣に近づいたり、踏んづけでもしたら一大事。熊などよりよっぽど怖い。

撮影中、気づいたら側に放り投げていたザックにこの憎き奴がくっついていました。でも、いつもと違って何か変。動きが鈍くて近寄っても逃げないし襲っても来ない。載っけたまま、ザックのチャックを開け閉めしても、ノソノソ歩いているだけ。どうやら、もう飛べないようです。冬が近づいて、最期の時を迎えようとしているようです。

じっと見ていると、だんだん情が移って追っ払ったり、ましてや殺したりはできなくなって、ザックから下りるまで10分ほど、じっと側で待ちました。仲間と一所懸命働いて、最期は一人・・・立派なヒゲ生やして強そうな顔してますが、何か寂しそうにも見えてしまいました。

   
10.17 狂い咲きではなかった・・・ハシカグサ  
ハシカグサ

先日の台風、被害に遭われた大島の方は本当にお気の毒でした。千葉も結構すごくて、何しろ一晩で300mmも降るなんて滅多にないこと。明け方は雨の音がうるさくて、寝てられませんでした。庭は雨水升もあふれて池状態、家の前の道は川のようですごい有様でしたが、幸い被害は庭木1本、風で傾いただけですみました。

1日おいて、17日午後、もう水は引いただろうとアブノメを見つけた田んぼに行ってみたら・・・未だにものすごい量の湧き水が湧いていて、小川はあふれ、田んぼは畦まで水の底。
雨が上がって1日半もたつのに・・・びっくりでした。

仕方なく、廻りをウロウロしていたら、ハシカグサがありました。珍しい花ではありませんが、近所ではあまり見ません。今日はこれだけで帰ってきました。

ハシカグサ のページ