2017年4月

 
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※ アップは不定期に行っています。
   
4.30 サワオグルマ園 満開  

毎年恒例、休耕田のサワオグルマが満開になりました。今年は更にパワーアップ、どんどん拡がっています。

一部の休耕田は草刈で刈られてしまいましたが、田んぼの持ち主の方々も楽しまれているようで、田植えのころまで草刈を待ってくれます。

現在、1kmくらいの間の3箇所に分散して推定数千株、遠くからみると春のセイタカアワダチソウに見えなくもないですが、大群生する様はなかなか見応えがあります。

サワオグルマ のページ

   
4.30 キジのオスは偉い!  

このあたり、兎に角キジが沢山います。2-3時間歩けば、数回は出会います。今日は3時間で5羽に出会いました。オス4羽、メス1羽です。

そしてこのキジたち、特に今頃のオスはほとんど逃げない。7-8mまでゆっくり近づいても、こちらに気づいていると思うのですが、悠然とエサを食べ、時々首を伸ばしてこちらを見て、またエサをついばむ。写真とろうにも、下向いてたら撮れないので、しょうがないから手を叩いてこっち見てもらって撮りました。

が、メスにはあまり近づけず、逃げ足も速い。ようはオスが半ばおとりになってメスやヒナを守っているようです。キジのオスは軟弱な私より男らしいかも・・・。

   
7.24 もうトウバナが・・・  

春が遅い、遅れていると言っていたのは、今月の初めのころ、ついこの前のような気がします。4月に入って、あれよあれよという間に次々咲いて、気がついたら例年通りのスケジュールに戻ってました。

そして、春本番の花が終わらぬうちに、春の終わりの花たちの咲く準備が最終段階に・・・。道路際にあったこのトウバナ、アスファルトに暖められて早くも咲き始めていました。さすがに田んぼまわりにあるものはまだ花は上がっていませんが、4月にこの花見たのは初めてかも知れません。

なんだか例年よりもいろいろな花が一度に見られるような気がします。

トウバナ のページ

   
7.21 カロリナアオイゴケ ちょっと恥ずかしかった撮影  

この植物、まだ丈は1cmあるかどうか。でも、葉の陰で小さな花が咲き始めていました。

今回の場所は自宅のすぐ近所の空き地の道路際。さすがに躊躇しました。竹串使って花が見えるように葉をそっと少し動かして・・・と、結構時間がかかる。その間、地べたに張り付くように匍いつくばって、お尻あげて・・・。端から見たら、尋常な人間には見えないこと間違いなし。近所の知り合いに見られたら、なんて思われるだろう、おばちゃん達の格好の話のネタになること間違いなし。

知り合いには会わずに撮影できてホッとして終えましたが、もしかしたら窓から誰かに見られてたかもしれないと後から気づきました。見られてたらどうしよう・・・。

カロリナアオイゴケ・・・のページ

   
7.20 色彩々のハルリンドウ  

ハルリンドウは空色・・・と思っていましたが、よく見ると結構いろいろな色があります。まずは群青色のもの・・・花冠内側の白さが際立って綺麗。白花・・・完全な白花は滅多に見ないけれど・・・。ピンク色・・・フデリンドウには「トキイロフデリンドウ」の名があるけど、ハルリンドウにはない。少し青みがあってまさにトキ色。2年草だから同じいろはなかなか見れない。

ピンクで思うのが、図鑑の色の表現。ピンクは「紅紫色」と書かれていますが、いくら何でもダサい。植物学者に色のセンスのありそうな人がいないのは承知しているけど(失礼)、日本人は古来より色を細かく使い分ける色彩感覚豊かな国民性、感覚ずれてる。日本は「おもてなしの国」って言われてるんだから、学者ももっと読み手にサービスしなくっちゃ・・・。(笑い)
カタカナの「ピンク」が嫌なら、「桃色」とか、「桜色」とか・・・(ちょっと色っぽすぎるかな?)

ハルリンドウ のページ

   
7.19 コイヌガラシ見て思う  

千葉県は「島」です。隣県に行くには必ず「大きな川」を渡らないと行けません。茨城とは利根川、東京・埼玉とは江戸川・・・江戸幕府が江戸を守るために大規模な治水事業を行って、利根川を遷移した結果「島国」になった。

その江戸川は長大な利根川放水路、群馬や栃木から運ばれてきた植物がいろいろある。千葉県絶滅種のミズタガラシが間違って流れ着いていないかと探しましたが、予想通りダメでしたが、残された砂州などで、コイヌガラシやカワヂシャなどが沢山見られました。目にする機会の少ない外来種もいろいろあって面白かった。

木陰で休んで江戸川見てたら、400年前の先人の先見って確かだったんだなって思いました。国会議員、税金もらって不倫ばっかりしてないでちょっとは見習え!(笑い)

コイヌガラシ のページ

   
7.17 コイも恋の季節?  

最近、川が少し綺麗になって気づいたのですが、川に30-40cmくらいのコイが群れをなして住んでいることがわかりました。ほとんどは地味な色のコイですが、中には錦鯉とまではいかないものの、赤いコイもいます。

川からピシャピシャとやたら音がするので、橋の欄干から覗いた見たら、コイが数匹ずつ寄り添っていて、水しぶきを上げていました。時々、傾斜のあるコンクリートの擁壁に乗り上げたりして、また水の中に戻ったりと大騒ぎ。そばにあってもうすぐ開花のカワヂシャもコイが乗り上げて潰された・・・。

魚のことはさっぱり判りませんが、テレビなどで見る産卵の光景と似ていました。

   
4.16 早咲きホウチャクソウ  

ここ3日ほど、ホントに暖かくて・・・というより急に暑くなって、昼間はやや厚地の長袖で、飲み物も持たずに歩いてたので、脱水になるかと思った。つい数日前までストーブ焚いていたのに、今は夜中にもかかわらず室内25℃、上は半袖1枚でこれ書いてます。

人がそう感じるくらいだから、植物はもっと敏感。数日前から芽が出始めたホウチャクソウ、早く芽を出したものは一気に伸びて、なんと早くも咲き出しているものが・・・。芽が出たばかりのから花が咲いているものまで、同じ場所で観察できる状態になってます。他にも同じような植物があって、今年の春は順番めちゃめちゃ。

でも、全体に遅れを一気に取り戻し始めていて、現在は約1週間遅れまで回復してきました。

ホウチャクソウ のページ

   
4.15 「今年の」 トウゴクサバノオ  

この花、好きな方、多いのではないかと思います。私も大好きな花の1つです。清楚な白い萼片の中に、黄色い花弁がとってもキュートで、春の日差しを目一杯受けて咲く姿は、春らしさ200%。この花ばかり150枚も撮っちゃいました。

毎年、必ず見たくなってしまう花はいくつかあり、「また行くの」と妻に送り出されて恒例の場所へ・・・。が、同時期で歩くルートも似たり寄ったりですから、当然、周囲の花も毎年恒例。散々撮っている花ばかりだとわかってるのに、それでも夢中になって撮っちゃう。

家に帰って撮った写真みると、妻に言われるまでもなく、昨年と何ら変わりなし。「違うんだよ」と多少言い訳を試みるも、撮る順番まで似たり寄ったりで、自分でもびっくりでした。

トウゴクサバノオ のページ

   
4.13 成東湿地の「ファンタジア」  

今年初の成東inです。思った以上に春が来ていました。その割りには恐ろしく寒かったけれど・・・。
ミツバツチグリやハルリンドウもポチポチ咲きだしていましたが、ここはなんと言っても「食虫植物」。モウセンゴケ、コモウセンゴケ、イシモチソウといったおなじみのメンバーが揃って芽吹いていました。

左の写真はシイモチソウ、芽出しの姿を見るといつも思うのですが、ディズニーのファンタジアに出てくる「魔法をかけられて水汲みするほうき」みたい。最初は手がグー。葉が開いて赤い腺毛が見えるとパー。ちょうど先日大雨が降って、湿原にあちこち大きな水たまりができていたし・・・。まさか・・・。

帰りの道沿いにある桜がとっても綺麗でした。千葉は遅れに遅れて、今が満開。やっぱり桜は別格。

イシモチソウ のページ

   
4.12 残念なこと   

最近、近所で何かを見つけてアップすると数日でなくなるということが年に数回あります。たまたまなのかも知れませんが、もしかしたら自分にも責任があるのではと思い、落ち込みます。

シロバナツクシコスミレ、ただのシロバナのコスミレですが、今年初めて出現しました。アップした時はすでにこのように沢山花を付けていますので、1週間以上前から咲いていたと思います。本日、見たいという方をご案内したら・・・。

確かに、保護地ではないので法的に問題があるわけではないと思いますが、それを理由に、みんなが楽しみにしている川沿いの菜の花を、食べきれないほどビニール袋いっぱいに摘んで持って行く高齢の方とか・・・。目を疑うようなことも・・・。

世の中変・・・さらに注意を払ってアップしたいと思います。

シロバナツクシコスミレ のページ

   
4.10 ボク、どっち・・・?  

ヤブタビラコとオニタビラコ、花期に見間違うことはまずありませんが、花が咲く前はわかりにくい。さて小さな株で咲きだしたこれはどっち・・・正解はオニタビラコ・・・でした。

・・・という回答、私が知ったのは、実は家に帰ってPCの大きな画面で見てからのこと。老眼の進んだ目には、よく見えず、てっきりヤブタビラコだろうと思ってました。葉柄などにある毛なんかマクロで真剣に見ようとしなければ見えない。

以前は両目2.0を誇っていて、1キロ先の道路標識が読めたりして、「おまえは野生動物か」などとからかわれていたのに・・・。若き日の栄光も今や無残、写真も昔は全てマニュアルフォーカスだったのに、今や文明の利器がないと生きていけない。あとは、被写体探してくれるカメラがあるともっと便利なんだけど・・・。

オニタビラコ のページ

   
4.10 いきなりでっかくなったヒトリシズカ  

今年、3/25の初見からなかなか芽出しが進まず、散々気をもませてくれたヒトリシズカ、見に行きました。 ここのところの暖かさで、さすがに出そろって咲いただろうと・・・。

・・・・・。 出るにはそこそこ出てました。咲くには咲いてました。でも、「何でこんなに一気にでっかくなっちゃったかなー」・・・という感じ。春先に3-4cmくらいで花を咲かせる可憐な姿を見たかったのに、一気に7-8cm、葉も展開し始めて赤味が失せて青々してる。

でもよく考えたら、昨年も3/25頃から咲きだして、今頃は花も終わりかけで葉が展開してました。一気に遅れを取り戻しているわけで、これも自然の摂理で仕方なし。気を取り直して撮影しましたが、がっかり感が写真に出て雑!

ヒトリシズカ のページ

   
4.5 やっと春が来た・・・ジュウニヒトエ  

春らしい暖かな日差しで、遅れていた花も次々と開花し始めました。

今年初めて開花を確認したものは・・・キランソウ、カキドオシ、ウラシマソウ、ムシクサ、トキワハゼ・・・それにジュウニヒトエ。みんな本当なら3月20日前後に見られる花・・・。

ジュウニヒトエはいろいろな色があるけれど、何故か開花したものはみんな一番オーソドックスな白に近い淡青紫ばかりですが、森の中にも花が見られるようになっただけ有り難いです。

ジュウニヒトエ のページ

   
4.5 ヒトリシズカ無念  

3月25日に芽出しを確認してから、一向に咲く気配がなかったヒトリシズカ、さすがに様子が変なので、葉をそっとこじ開けてみました。すると・・・

花は咲く前にみんな枯れていました。どうやら27日の寒さや一時的に降った雪でやられたようです。春の早い時期に開花するので寒さに強いイメージがありましたが、意外とデリケートみたいです。

もっとも、4月以降に芽吹いたものは、順調に花を咲かせ始めています。まだ例年の1割も出ていませんが、楽しみに待ちたいと思っています。

ヒトリシズカ のページ

   
4.4 「菜の花」の味見三昧 (コマツナ)  

1年お休みしていたこのコーナー、久々に再開します。

今年の千葉は花が遅く、本日やっとヤブレガサの芽出しを確認しました。多分、2-3日前くらいから始まったと思います。 昨年は3月19日で既に全て出きっていましたので、15日以上遅れていると思われます。
芽吹いて2日程度で咲くき出すはずのヒトリシズカも、10日もたつのに一時停止状態、ヒナワチガイソウも 3/19に蕾を確認したのに、未だに開花せず・・・。

手持ちぶたさに、この1週間はいろいろな「菜の花」で遊びました。農家の方にご指導頂いて、「食べりゃわかる」という斬新な見分け方法があることも判りました。なるほど・・・と感心した次第ですが、試食会が過ぎてお腹壊した・・・。でも花はコマツナが一番綺麗、味はノザワナが一番美味しかった・・・。

コマツナ のページ