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■ ピンク・赤系の花 | ||||||||||||
ハルジオン (キク科) 1mくらいの丈になり、普通の草地などでもよく見られるおなじみの花。茎に毛が多く見られます。よく似たヒメジオンよりひとまわり花が大きく2cmほど、また、蕾の時、花序全体が下を向いていること、茎葉は茎を抱くこと、花期にも根生葉は残ること、茎が中空であることなどが区別点です。 場所 : 田のまわり 同じ所で見られる類似種 : ヒメジオン |
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ヒメオドリコソウ (シソ科) 早い所では2月下旬ころから咲き始めます。茎葉は上部に集まり、その上部の葉はふつう、赤味を帯びます。よく群生するので、よく目立ちます。 場所 : 田のまわり |
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ホトケノザ (シソ科) 丈は10-30cm程度、根元からよく分枝して株立ちになり、上部の葉腋にまとまって花を付けます。茎の半ばでは分枝しません。暖地などでは、晩秋頃に花を付けることもあります。 場所 : 田のまわり |
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カキドオシ (シソ科) 丈は25cm程度、葉は腎円形で対生し、葉腋に1つずつ唇形の花を付けます。下唇の花冠裂片の喉部には毛があり、裂片には斑があります。やや林縁に近い所のほうが多いようにも感じます。 場所 : 田のまわり |
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ジロボウエンゴサク (ケシ科) 丈は10-20cmほど、葉は2-3回3出複葉、茎葉はふつう2枚で、先端はあまり尖りません。苞はあまり裂けず、裂けても浅く2-3裂。 場所 : 田のまわり 同じ所で見られる類似種 : ムラサキケマン |
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カラスノエンドウ (マメ科) 葉は8-16小葉からなる羽状複葉で、先端は巻きひげになり、巻きひげは3裂します。小葉の先端が矢筈形に凹むことから、ヤハズノエンドウとも呼ばれます。 場所 : 田のまわり 同じ所で見られる類似種 : スズメノエンドウ、カスマグサ |
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■ 青系の花 | ||||||||||||
オオイヌノフグリ (オオバコ科) 南関東では3月上旬、田んぼの回りを一面に青く彩る花でおなじみですが、外来種で、在来のイヌノフグリは極めて希で、絶滅危惧種になってしまっています。花は1cmほどで、4弁に見えますが、唇形花で、一番小さな裂片が下唇の中央裂片。 場所 : 田のまわり |
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タチイヌノフグリ (オオバコ科) 丈は10-30cm、上部の葉腋に4mmほどと小さな花を付けます。茎葉分枝せずに真っ直ぐに立ち上がり、葉は広卵形で鋸歯があります。 場所 : 田のまわり |
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タチツボスミレ (スミレ科) 有茎のスミレの代表的な種。葉腋から柄を伸ばして花を付けます。葉は心形で托葉は櫛形。普通花色は淡青紫色で距も同色ですが、花色に変化も多く、白や淡ピンクもあり、白花には距も白いものもあります。 場所 : 田のまわり 土手 同じ所で見られる類似種 : アオイスミレ コスミレ |
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キュウリグサ (ムラサキ科) 丈は15-30cmほど、花は2-3mmでその先にこれから咲く花序がくるっと巻いています。(サソリ花序) 下部の葉は長柄があり、卵円形、上部の葉は無柄。 場所 : 畦、田のまわり 同じ所で見られる類似種 : ハナイバナ |
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■ その他 | ||||||||||||
ミズハコベ (オオバコ科) 水辺で群生することの多い植物。葉は対生し1cm前後長楕円形~さじ状倒披針形、水中葉は線形。花は葉腋に付きますが、ほとんど気づきません。 場所 : 田、休耕田 |
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