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■ 白い花 | ||||||||||||
ヤエムグラ (アカネ科) 葉は6-8枚が輪生しているように見え、茎は互いに寄りかかるようにしながら真っ直ぐ伸び、茎には稜に下向きの刺があります。花は1mm程度で花冠は4裂、柄も短い。 場所 : 田のまわり 同じ場所で見られる類似種 : ヨツバムグラ |
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ノヂシャ (スイカズラ科) 高さ30cm程度と低いですが、根元から多くの茎が立ち上がり、よく分枝し、やや青みがかった白い花を沢山付けます。葉は対生で粗い鋸歯があり長楕円形~長卵形、根生葉は花期も残ります。食用になるそうです。 場所 : 畦、田のまわり |
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ムシクサ (オオバコ科) 茎が真っ直ぐに立ち上がり、葉腋の白い小さな花を付けます。花色は違いますが、タチイヌノフグリと雰囲気が似ています。葉は黄緑色で、中部以下の葉は披針形~広線形、鋸歯が見られます。 場所 : 田、休耕田、畦 |
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タネツケバナ (アブラナ科) タネツケバナはいろいろな種がありますが、こちらは湿った所で見られるタネツケバナ。少し水に浸かるような所で見られます。葉は羽状複葉で、茎葉も上部まで見られ、頂小葉の多くは多少裂けます。雄しべは在来のタネツケバナ共通で6本です。 場所 : 田、休耕田、畦 同じ所で見られる類似種 : ミズタネツケバナ、オオバタネツケバナ |
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ミチタネツケバナ (アブラナ科) 南関東などでは3月ころから咲き出すタネツケバナです。タネツケバナが湿った所で見られるのに対して、本種は草地や道ばたなどで見られます。葉は羽状複葉で、茎葉は小さくてまばらです。タネツケバナが雄しべ6本に対して、本種は4本です。果実は長角果で鋭く斜上します。 場所 : 畦、田のまわり 同じ所で見られる類似種 : タチタネツケバナ ジャニンジン |
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オランダガラシ (アブラナ科) クレソンとも呼ばれ、食用にもなる外来種ですが、近年とてもよく見られます。葉は羽状複葉、根生する葉の小葉は丸く、茎葉は狭楕円形、いずれも頂小葉が側小葉に比べて大きい。花は少し大きめで、茎頂に密に付きます。 場所 : 休耕田、用水路 |
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ナズナ (アブラナ科) 道ばたや公園などでもよく目にするように、水際から少し上がったところ以上で見られます。根生葉はロゼット状に付き、羽状に裂け、茎葉は茎をしっかり抱きます。果実は逆三角形であれば、多くは本種と特定できると思います。 場所 : 田のまわり |
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ノミノフスマ (ナデシコ科) 湿った所で見られるハコベ。全体に毛がなく、茎は地を匍って拡がり、先は斜上して花を付けます。花弁は萼片より大きく、基部まで2裂してふくよかな感じです。葉は小さく長楕円形で斜上気味に付きます。 場所 : 田、休耕田、畦 |
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オランダミミナグサ (ナデシコ科) 在来のミミナグサに代わってよく見られるミミナグサ。花柄が萼片より短く、花がかたまって付くように見えます。花弁は2中裂。茎や葉、萼などに毛が多く見られます。 場所 : 田のまわり 同じ所で見られる類似種 : ミミナグサ |
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ウシハコベ (ナデシコ科) 葉が大きめで卵形、茎を抱き、花弁は基部まで2裂し、萼とほぼ同長です。花柱が5裂するのが一番わかりやすい見分けポイントです。 場所 : 田のまわり 類似 : コハコベ ミドリハコベ |
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