APG 秋の田んぼ 2

 
秋2
■ 白い花  
タカサブロウ (キク科)

1cmほどの頭花で舌状花と筒状花の両方が揃っていて、丈は20-70cmほど。葉は披針形で剛毛があり、ザラザラした手触りです。

場所 : 田、畦、休耕田、田のまわり
同じ所で見られる類似種 : アメリカタカサブロウ
ハシカグサ (アカネ科)

丈は20-40cmで葉は卵形~狭卵形で有柄、花は葉腋などに数個ずつ付き、2mmと小さく、萼に毛が多く見られます。

場所 : 畦、休耕田
同じ場所で見られる誤認しやすい植物 : ハナイバナ(ムラサキ科)
フタバムグラ (アカネ科)

広線形の葉が対生し、葉腋に2mmほどの小さな花を1-2個付けます。花にはほとんど柄がありません。
果実の短い柄があるものはナガエノフタバムグラと呼ばれることもありますが、分けない。

場所 : 田、畦、休耕田
シソクサ (オオバコ科) 

普通、茎はあまり分枝することはなく、直立します。葉は楕円形で浅い鋸歯があります。花は10-15mmほど、あまり唇形花には見えず、上向きに咲きます。

場所 : 田、休耕田
アゼトウガラシ (アゼナ科)

丈は10-20cm、葉は披針形で少数の鈍い鋸歯が見られます。花は外側は赤味を帯び、内側はそれより白っぽくて下唇の中央裂片の中央に黄色い斑があります。

場所 : 田、畦、休耕田
同じ所で見られる類似種 : エダウチスズメノトウガラシ、ヒロハスズメノトウガラシ
ヒメシロネ (シソ科)

葉の幅が狭く、先の尖った鋸歯が見られます。花は葉腋に複数密に付き、花径5mm、萼の先端が刺状になります。

場所 : 田、休耕田、水路脇
同じ場所で見られる類似種 : コシロネ
ヒメジソ (シソ科)

丈は20-60cmほど、よく分枝し、茎頂に穂状に3-4mmの白~ピンク色の花を多数付けます。葉は卵状披針形~長楕円形で縁に浅い4-5対の鋸歯があります。

場所 : 休耕田
同じ所で見られる類似種 : イヌコウジュ
シロバナサクラタデ (タデ科)

丈は0.5-1m、先端に3-4mmほどとこの仲間の割には大きめの花を穂状に付けます。ただしサクラタデよりは花は小さい。葉は披針形、托葉鞘は筒型が先端に長い毛が飛び出ます。

場所 : 休耕田
同じ所で見られる類似種 : サクラタデ
ヤナギタデ (タデ科)

刺身のツマにもなっていた植物で、噛むと辛みがあります。丈は0.3-0.8mほど、花は穂状にややまばらに付きます。葉は披針形、托葉鞘は筒型で先端に短い毛が飛び出ます。

場所 : 田、休耕田
同じ所で見られる類似種 : ポントクタデ
オモダカ (オモダカ科)

やじり形の葉が特徴的で、2つに分かれた側が1つ側よりやや長く、選択が鋭く尖るのが特徴。花は輪生状に数段付き、上部が雄花、下部が雌花、いずれも同形で内花被片3枚が目立ちます。

場所 : 田、休耕田、用水路
同じ所で見られる類似種 : アギナシ(希)
ヘラオモダカ (オモダカ科)

花序はよく分枝し、それぞれ輪生状に数段、多数の花を付けます。花は7-8mmで花被3枚。葉はヘラ形で基部は次第に細くなって葉柄に続きます。

場所 : 田、休耕田
特定地域で見られる類似種 : トウゴクヘラオモダカ(関東)、アズミノヘラオモダカ(長野)
ミズオオバコ (トチカガミ科)

葉がオオバコのような感じのロゼット状ですが、水底の大抵泥にまみれていて見栄えが悪くなっています。花は水面より上に花柄に1輪ずつ付き、2-3cm、3弁花。僅かに赤味を帯びるものもよく見られます。

場所 : 田、休耕田
スズメウリ (ウリ科)

カラウスリに比して果実が小さく、径6-7mm。葉は卵心形~三角状心形。田んぼまわりの湿ったヤブなどで見られます。

場所 : 休耕田、田のまわりのヤブ
ザクロソウ (ザクロソウ科)

実が裂けると、赤い果実が覗く姿がザクロに似ていることが名の由来。葉は披針形で偽輪生、花は集散状に付きます。

場所 : 田(乾田)、畦、道ばた

同じ場所で見られる類似種 : クルマバザクロソウ