2018.11.12 更新
■観察範囲 保全区域(歩道沿い)とその周囲の田畑 ■掲載種を観察した時期
■オフィシャルサイト |
ここは九十九里浜砂丘の後背湿地で、昔のままの植生を残している場所は少なくなってしまいました。狭い範囲ではありますが、保存会の方々のご努力で良好に保たれており、貧栄養の湿地には食虫植物が多く見られ、国の天然記念物に指定されています。
■ 特徴的な植物 |
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コキンバイザサ (キンバイザサ科) 4-5月 草地 茎はごく短く、葉は線形で根元から出ているように見えます。花は葉腋から少し柄を伸ばして1つ付きますが、、咲かないとなかなか気づけない。 |
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ゴマクサ (ハマウツボ科) 8-9月 湿性草原 -絶滅危惧2類- ここで見られるものの丈は20-40cmほど、ほとんど分枝せず、葉に剛毛が見られます。花冠は2cmほどで萼にも剛毛がある。 |
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ヒメハッカ (シソ科) 8-9月 湿性草原 -準絶滅危惧- 20-40cm程度のやや小型のハッカ。葉は卵状長楕円形、円頭で十字対生します。花はここでは淡ピンク色ですが、他では白もあるようです。 |
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オミナエシ (スイカズラ科) 8-9月 草地 秋の七草の1つ。ここでは貧栄養の砂地のため、丈は小さく40-50cm程度が平均的。しかし、個体数は多く、原一面に咲きます。 |
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ミミカキグサ (タヌキモ科) 7-8月 湿性地 食虫植物。花は黄色で距は斜め下を向きます。葉は線形~広線形で地面に散らばるのよう見られます。 |
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ホザキノミミカキグサ (タヌキモ科) 7-8月 湿性地 食虫植物。花柄がほとんど確認できないほど短いのが特徴。距は長く前に突き出します。葉はヘラ形でやや集まって見られます。 |
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ムラサキミミカキグサ (タヌキモ科) 7-8月 湿性地 -準絶滅危惧- 食虫植物。花が紫色のミミナグサ。ホザキノミミカキグサに比して距は短く、柄が確認出来ます。ここでは白花がよく見られます。 |
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ヒナノカンザシ (ヒメハギ科) 8-9月 湿性草原 丈は10-15cm、分枝せず、葉も3-8mmと目立たない植物。花も長さ2mmほどで穂状に付きますが、それでも目立ちにくい。 |
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コモウセンゴケ (モウセンゴケ科) 6-9月 湿性地 食虫植物。小型のモウセンゴケで葉柄の幅が広い。花茎もモウセンゴケほどには伸びず、花色はピンク色。花はお昼前には閉じてしまいます。 |
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イシモチソウ (モウセンゴケ科) 5-6月 湿性草原 -準絶滅危惧- 食虫植物。葉は三日月形で長い腺毛があり、柄は盾形に付きます。花色は白で1cmほど、お昼頃までに閉じます。 |
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シロバナナガバノイシモチソウ (モウセンゴケ科) 7-8月 湿性草原 -絶滅危惧2類- 食虫植物。イシモチソウが終わる頃、咲き始めます。芽出しも遅く、5月になってから。葯はピンク色、葉は4-7cmの線形で長い腺毛があります。 |
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トキソウ (ラン科) 5月 湿性草原 -準絶滅危惧- 低層湿原ながら、広い範囲で密度の高い群落が見られます。植栽を疑いたくなりますが、完全な自生です。 |
■ その他植物
アカネ科 | アカバナ科 | アマ科 | アリノトウグサ科 | ||
アヤメ科 | オオバコ科 | オトギリソウ科 | キキョウ科 | ||
キク科 | |||||