APG 千葉市近郊の植物 4

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月、適地は千葉市内で記述しています。



アオイ科
イチビ
8-9月 畑のまわり 空き地 -要注意外来生物
北部の畑周辺で見られますが、要注意外来生物の割に控えめで希。果実が特徴的。

 
  タチアオイ
6-7月 荒れ地 -園芸逸出-
広範囲に逸出しており、 とても目立ちます。丈が2mにもなる。

       
アメリカキンゴジカ
9-10月 田畑のまわり 道ばた  -外来種-
葉腋毎によく分枝し、葉は長楕円形で円頭、花は葉腋に1つずつ付き、径1-1.5cm。よく群生するようで、まとまって見られます。
 
 





アオキ科 (ガリア科)
アオキ
3-4月 林内
1-2mの常緑の低木。葉は上部にまとまり卵状長楕円形で先半分に鋸歯がある。花は円錐花序に付き、径1cm。葉に斑のある園芸種も逸出しています。
 
 





アケビ科
アケビ
4月 向陽地
ツル性植物。葉は掌状複葉で5小葉。花序は葉腋から伸び、基部に大きな雌花が少数、先に小さな雄花が多数付きます。果実は美味しい。
 
  ミツバアケビ
4月 向陽地
ツル性植物。葉は3出複葉、小葉の基部が丸い。花色はアケビより濃い赤紫色。果実はアケビ同様美味しい。

アサ科
カナムグラ
9-10月 荒れ地 道ばた
昔から草藪の代表のような嫌われ者。茎や葉に刺があってよく引っかかります。葉は掌状に5-7裂。

 
 




アゼナ科
アゼトウガラシ
9-10月 田んぼ
葉は幅が細く、花は6-8mmで下唇に黄色い斑があります。果実の形がトウガラシに少しだけ似ている。

 
  スズメノトウガラシ
8-10月 田んぼまわり 湿った所
花は淡ピンク色で7-9mm。葉が狭長楕円形のものはエダウチスズメノトウガラシ、倒広披針形のものはヒロハスズメノトウガラシと呼んで区別しても良い。
         
アゼナ
9-10月 田んぼ
葉がほぼ全縁で基部が丸く、茎を抱くのが特徴のアゼナ。雄しべ4本に葯がある。花は淡紫色で長さ6mm。以下2つのアゼナとしばしば共棲します。
 
  タケトアゼナ
9-10月 田んぼ
葉の基部が円形で深く茎を抱き、縁に低い鋸歯のあるアゼナ。花はアゼナと同じですが、雄しべ4本中2本に葯がない。
         
アメリカアゼナ
9-10月 田んぼ
葉に鋸歯があり、基部がくさび形になるアゼナ。花はタケトアゼナと全く同じ。

 
  ウリクサ
7-10月 田んぼまわり 湿った草地
花は淡紫色でアゼナより小型、葉も小さく卵形です。田んぼまわりだけでなく、芝生などでもよく見られます。

アマ科
キバナノマツバニンジン
6-9月 草地 -外来種-
丈は80cmくらいまで、葉は1cmと小さく、且つ茎に沿っていて目立ちません。花は8mmほどで午後に開花します。
 
 





アヤメ科
キショウブ
5月 水路 休耕田 -要注意外来生物
花が黄色いあやめ。休耕田や、自家消費のための水田脇の水路などでしばしば見られます。

 
  シャガ
4月 林内
花は5cmで外花被にオレンジと紫の斑が見られます。植栽されたものが放置、更に逸出したものも多く、本来の自生は多くないと思われます。
         
ニワゼキショウ
5月 草地 芝生 -外来種-
丈は10-20cm、花は1.5cmほど。アカバナと白花があります。

 
  オオニワゼキショウ
5月 草地 芝生 -外来種-
丈は20-40cmとニワゼキショウより大きいですが、花は径1cmほどと小さい。花色はごく淡い青~紫。

         
ヒメヒオウギズイセン
6-7月 草地 林縁 -園芸逸出帰化-
海外で交配して作られた種のようです。花はグラジオラスのように付き、鮮やかなオレンジ色で3cm。

 
 





アリノトウグサ科
アリノトウグサ
7-9月 湿った所
丈は多くは20cmくらいまで、葉は1cm以下で卵形~卵円形。花序は総状花は長さ2-3mmとごく小さく、咲いているかどうか肉眼ではわかりにくい。
 
  オオフサモ
6-8月 溜め池 遊水地 -特定外来生物
水生植物。とてもよく拡がります。葉は5-6輪生、5cmほどで、羽状に裂け、裂片は線形。