APG 千葉市近郊の植物 14

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月、適地は千葉市内で記述しています。


サギゴケ科
ムラサキサギゴケ
4月 田んぼまわり
花は長さ1.5-2cm、下唇が大きく、3裂で隆起部分に橙色の斑があります。匍匐枝を出して拡がります。本種をサギゴケと呼ぶ場合は誤解に注意。
 
  トキワハゼ
4-5月 10-11月 田んぼまわり 道ばた 
花はムラサキサギゴケよりひとまわり小さく、匍匐枝は出しません。


サクラソウ科

ノジトラノオ
7月 草地 -絶滅危惧種-
他地域でよく見るオカトラノオに比べて、全体に毛が多く、葉の尖りはやや鈍い。葉腋部に赤味はありません。
 
  ヌマトラノオ
7-8月 休耕田
よく群生します。花序は垂れず、直立します。全体に毛は少なく、葉は明るい緑色でやや幅が細く被針形~倒被針形。
         
イヌヌマトラノオ
7月 草地
オカトラノオとヌマトラノオの交雑種。花序が多少垂れるものが多い。地下茎が匍ってよく群生するなどヌマトラノオにも似ています。
 
  コナスビ
5-6月 草地
全体に柔らかな毛が多い。茎は地を匍い、葉は広卵形、花は葉腋に1つ付き、径6-7mmで基部付近で5裂。
       
マンリョウ
7-8月 林内
丈は1mくらいまで、葉は長楕円形で波状の鋸歯があります。短い側枝を出し翌年、その先に花序を付けます。果実は赤く熟します。植栽もされます。
 
 





ザクロソウ科
ザクロソウ
7-10月 道ばた 畑
丈は30cmまで、葉は細く、3-5枚が輪生状に付きます。花は3mmで日中に開き、集散状に付きます。名の由来は果実がザクロに似ていること。
 
 





サトイモ科

カントウマムシグサ
4月  林内
偽茎は葉柄や花柄より遙かに長く、マムシ模様があります。葉は2枚で小葉7-17枚、仏炎苞は舷部と筒部が同長。マムシグサは西日本のみ。
 
  ヒガンマムシグサ
3月 林内
春の彼岸前に見られ、花は葉が展開する前に咲き始めます。仏炎苞の舷部は筒部より長い。葉は鳥足状で2枚、小葉は7-13枚。ふつう白い斑が入る。
         
ウラシマソウ
4月 林内
丈は40-50cm、葉はふつう1枚で鳥足状、小葉は11-17枚。花は葉より下で咲き、花序に付く付属体は長く伸びて60cmに達します。
 
  カラスビシャク
5月 草地
丈は20-40cm、葉は3小葉で根生。花茎は葉とは別に上がり、仏炎苞は5-6cm、花序の付属体は長く上に伸びます。葉腋などにむかごが出来る。
       
ウキクサ
7-8月 田 水路 池
成長した葉状体は1cmと大きく、広倒卵形、裏面はしばしば赤い。根は1つの葉状体に多数付く。

 
  コウキクサ
5-11月 田 水路 池
成長した葉状体は小さく、3-4mmの広楕円形で中程が少し厚ぼったい。根は1つの葉状体に1本。


サルトリイバラ科
シオデ
7-8月 草地 林縁 林内
ツル性植物。雌雄異株。葉は卵状から広楕円形、5-7脈があり、脈間を繋ぐ編み目状の葉脈があります。花は散形状に付き、花被片は反り返ります。
 
  サルトリイバラ
5月 林縁 林内
ツル性植物。茎には太い刺があり、巻きひげもあります。葉は卵形で3-5脈がある。花は散形状に付き、花被片は反り返ります。

シナノキ科
カラスノゴマ
8-9月 草地
丈は30-60cm、葉は卵形、花は葉腋から伸びる柄に1つ付き、径1.5-1.8cm。仮雄しべ5つと、雌しべが長く飛び出ます。
 
 





シュウカイドウ科
シュウカイドウ
8-9月 林内
園芸種のベコニアの仲間ですが、広く逸出しています、葉は大きく8-15cm、雌雄同株で花序に混在します。雄花は花弁2萼2、雌花は萼2のみ。
 
 





ショウブ科
ショウブ
4-5月 小川
菖蒲湯でおなじみ。葉は0.5-1mの線形で芳香があります。花茎は葉よりも短く、仏炎苞はなく、花序は4-7cmで花茎に斜めに付きます。
 
 





スイカズラ科

スイカズラ
5月 荒れ地 草地
ツル性低木。花冠は長さ3-4cm、上下2裂し上唇は更に4裂、始めは白色で後に黄色味を帯びます。葉は長楕円形で5cm前後。
 
 




       
オミナエシ
8-9月 草地
上部の葉腋毎に分枝して黄色い小さな花が多数付きます。秋の七草の1つ。

 
  オトコエシ
8-9月 林縁
オミナエシの白花のような印象もありますが、葉が大きく、全体に毛が多い。

         
ツルカノコソウ
4-5月 明るく湿った林内
花期前後に根元から走出枝を伸ばしています。丈は開花後も伸びて50-60cmになります。

 
  ノヂシャ
4-5月 草地 道ばた 畦 -帰化種-
多くは20cmくらいまで、葉腋毎に2分岐し、葉は瑞々しい明るい緑色。花はごく淡い青色。チシャとはレタスのことで食べられます。

スイレン科

コウホネ
5-9月 小川
気中葉は立ちあがるか浮葉となります。花は径4-5cmで柱頭部は黄色。花が終わると萼は緑色になり、水没します。市内の完全自生は1。保護自生1。
 
 





スベリヒユ科
スベリヒユ
7-9月 道ばた 畑
茎は匍い、葉は厚みと光沢があり、花は茎頂に複数付き、6-8mmで午前中のみ開花。同名で売られている園芸種の正名はハナスベリヒユで人工交配種。
 
 





センリョウ科
ヒトリシズカ
3月 疎らな林内の草地
芽吹いて3-4cm、葉の展開前に開花が始まります。花は穂状で白く見えるのは花糸。葉は4枚偽輪生で花が終わると大きくなる。
 
  フタリシズカ
5月 林内
丈は多くは30-40cm、葉は4-6個で上2対が偽輪生。花序は1-4本程度立ち上がり、花弁・萼はなく、白く見えるものは花糸。