APG 千葉市近郊の植物 18

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月、適地は千葉市内で記述しています。



バラ科
キジムシロ
4月 草地
茎は地を匍い、葉は羽状複葉で小葉は3-7枚。花は径15-20mm。綺麗に展開すると、写真のようなリング状になり、これが名の由来。
 
  ミツバツチグリ
3-4月 草地
茎は地を匍い、葉は3小葉からなり、花は10-15mmでキジムシロよりやや明るいレモンイエロー。
         
オキジムシロ
5月 畑 道ばた -外来種-
茎は立ち上がるか斜上し、葉は羽状複葉で小葉は更に裂けます。花は15mmで花弁はやや小さく、花弁間に隙間があります。
 
  コバナキジムシロ
3-5月 道ばた -外来種-
茎は地を匍って拡がり、葉は3小葉で更に深く付けます。花は7mm、花弁はごく小さく1mm。

         
ヘビイチゴ
3-4月 田畑のまわり 草地
茎は地を匍い、葉は3小葉で明るい緑色、小葉は2-3.5cm。花は12-15mm、果実は1.2-1.5cm。

 
  ヤブヘビイチゴ
4-5月 林縁
ヘビイチゴと似ていますが、小葉が大きく3-7cmで濃い緑色。花はヘビイチゴと同じです。果実は2-2.5cmと大きい。
         
ダイコンソウ
6-9月 やや湿った林縁
丈は25-60cm、全体に短毛があり、茎葉は下部は3深裂、上部はあまり裂けません。根生葉は羽状複葉。花は15mm。
 
  ワレモコウ
10月 草地
丈は0.3-1m、根生葉は羽状複葉で5-11小葉、茎葉はそれより小さい。花は短く密な1-2cmの穂状に付き、雄しべは萼からあまり飛び出しません。
         
キンミズヒキ
9月 草地
葉は等間隔に付き、羽状複葉で5-9小葉、小葉の先は尖ります。花は6-11mm、雄しべは8-15本。但し市内のものはしばしば雄しべの数が多い。
 
  ヒメキンミズヒキ
9月 林縁 草地
葉は3-7小葉の羽状複葉で小葉の先端は尖りません。花は5-7mmとやや小さく、雄しべは5-7本と少ない。
         
クサイチゴ
3-4月 草地
葉は3出複葉~5小葉の羽状複葉、小葉に重鋸歯があります。花は径4cm。

 
  モミジイチゴ
4月 林縁
葉は3-5裂し、やや長めのモミジ葉状。花は下向きに咲き、径3cm、果実は非常に美味。

         
クマイチゴ
5月 明るい林内
葉は広卵形で掌状に3-5中裂、先が尖り基部は心形。花は径1-1.5cm、花弁が細く、貧相。

 
  カジイチゴ
4-5月 林縁 草地
葉は広卵形で大きく、3-7裂、基部は心形、重鋸歯があります。花は大きく花弁もふくよかで、径3-4cmほど。
         
ナワシロイチゴ
5月 草地
葉は3(-5)小葉の羽状複葉、頂小葉が大きく菱状卵形。花はピンク色ですが、花弁は平開しない。

 
  フユイチゴ
9-10月 林内
葉はやや光沢があって円形で浅く3-5裂。花は葉腋から出る短い柄にまとまって付き、径10-15mm。

         
ノイバラ
5-9月
葉は奇数羽状複葉で小葉は3-4対、頂小葉が少し大きく、光沢はありません。花は径2cm。

 
  テリハノイバラ
5-9月
ノイバラに比して小葉の大きさがみな同じで、光沢があり、小葉の先が丸い。花は径3-3.5cmとノイバラより大きい。
         
クサボケ
4月 草地
丈は多くは50cmくらいまで、枝には刺があります。葉は倒卵形~広卵形で先は鈍頭。花は2.5-3cm。

 
  ヤマブキ
4-5月
丈は1-2m、葉は薄く、倒卵形~長卵形、縁に重鋸歯があります。花は径3-5cm。

         
コゴメウツギ
5月
1-2mの落葉低木。葉は浅裂~中裂して重鋸歯がある。花は小さく、径4-5mmで、円錐状又は散房状に多数付く。萼片も白く花弁10個に見える。
 
  カマツカ
4月
葉が短枝では輪生状に付き、広卵形で先がツンと尖ります。花は複散房状に10-20個付き、花径1cm。

         
ウワミズザクラ
4月
花が枝先にコップ状、総状に付くサクラ。雄しべは花冠から長く突き出ます。

 
  イヌザクラ
4月
同様に総状に花が付くサクラですが、花序を付けた側枝には葉は付きません。

         
トキワサンザシ
5-6月  -園芸逸出帰化-
ピラカンサの名で知られた植物の1つ。枝には刺があり、葉は狭長楕円形~狭倒卵形。葉裏に灰色の毛があります。花は7-8mm。果実は鮮やかな赤。